技術士一次 力学ノート

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技術士一次 基礎科目の一覧|5群それぞれ6問中3問を選ぶ

この記事の要点

基礎科目は5群それぞれ6問出題され、各群3問を選んで解答します。

全体では30問出題・15問解答で、受験する部門にかかわらず全員が受けます。

基礎科目は、技術士第一次試験を受ける人が部門を問わず全員解く科目です。

令和6年度の受験者は全部門で16,666人でした。

5つの群と出題数

内容出題解答
1群設計・計画63
2群情報・論理63
3群解析63
4群材料・化学・バイオ63
5群環境・エネルギー・技術63

平成24年度までは各群5問出題で計25問でした。平成25年度から6問出題に変わっています。

力学が出るのは3群と1群

3群の「解析」には数学と力学が混ざって出ます。

なかでもⅠ-3-4は、令和元年度から令和7年度までの7回のうち6回が構造・材料力学でした。

年度Ⅰ-3-4の内容正答
令和7年度両端固定の棒に働く反力
令和6年度支持条件の異なる柱の座屈荷重
令和5年度棒の伸び(数値計算)
令和4年度2部材トラスの軸方向力の比
令和3年度両端固定の棒の温度応力
令和2年度有限要素法の面積座標(数学)
令和元年度等方性弾性体のポアソン比

例外は令和2年度だけで、このときは有限要素法の面積座標が置かれていました。

1群「設計・計画」で最も多いのは材料力学

1群も令和4年度から令和7年度の24問を1問ずつ全部読みました。

年度Ⅰ-1-1Ⅰ-1-2Ⅰ-1-3Ⅰ-1-4Ⅰ-1-5Ⅰ-1-6
令和7年度構造物の設計 ③PDCAサイクル ④許容応力と安全率 ②平面応力と平面ひずみ ①待ち行列 ⑤統計的検定 ③
令和6年度ユニバーサルデザイン ①限界状態設計法 ②円形断面の片持ちばり ①歯車の速度伝達比 ③線形計画 ④正規分布の和と差 ③
令和5年度比強度 ⑤座屈 ④材料の機械的特性 ③冗長系の信頼度 ④フェールセーフ ①相関係数 ②
令和4年度金属材料の性質 ①確率分布 ④正規分布の合力 ③安全率とコスト ①円形断面の片持ちばり ③期待価値の最大化 ②

24問のうち材料・構造が10問で、名前は設計・計画でも、いちばん多いのは材料力学です。ただし材料・構造で取れるのは令和7年度と令和5年度が3問、令和6年度と令和4年度は2問でした。

力学だけで3問そろうのは4年中2年です。Ⅰ-1-6が4年とも確率・統計なので、そこを1問足せば4年とも3問そろいます。

1群には3群のⅠ-3-4のような固定の位置は無く、位置ではなく分野の比率で読む形です。

基礎科目の力学は建設部門でも使う

基礎科目3群で出た論点が、そのまま建設部門の専門科目にも出ています。

論点基礎科目建設部門
座屈荷重令和6 Ⅰ-3-4令和6 Ⅲ-5
ベルヌーイの定理令和2 Ⅰ-3-6令和2・令和7 Ⅲ-17
図心・重心令和3 Ⅰ-3-6令和3・令和6 Ⅲ-6

座屈同じ令和6年度に両方の科目で問われています

建設部門を受けるなら、基礎科目の力学は捨てずに固めたほうが二重に効きます。

記事一覧

科目全体の設計

1群 設計・計画

4群 材料・化学・バイオ

3群 解析

まとめ

6問から3問を選ぶ仕組みなので、解けない問題を開く必要がありません。

力学の位置を知っていれば、群ごとに取る問題を先に決められます。

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出典

公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題(基礎科目)」平成23年度〜令和7年度

公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験統計」令和6年度

※ 問題文と選択肢は掲載していません。実際の設問は上記の公式PDFで確認できます。

※ 1群の表は令和4年度から令和7年度の24問を1問ずつ読み、正答と照合しました。令和3年度以前は確認していません。

このサイトの管理人

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構造設計の実務を続けながら、試験に出る力学の解き方を書き残しています。

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