基礎科目は15問中8問で合格ライン|1群と3群で6問取ればいい
この記事の要点
30問出題で15問解答、合否決定基準は50%以上です。つまり8問取れば足ります。
各群から3問ずつという決まりがあるので、群を丸ごと飛ばすことはできません。稼ぐ場所と捨てる場所を分けて考えます。
基礎科目は5群それぞれ6問が出題され、各群から3問を選んで解答します。
合計すると30問のうち15問を解答する形です。
必要なのは15問中8問
合否決定基準は文部科学省が公表しています。
Ⅰ 第一次試験 基礎科目 50%以上の得点
15問の50%は7.5問なので、8問取れば基準を満たします。
満点を狙う科目ではありません。半分を超えればそこで役目は終わります。
群を飛ばすことはできない
問題冊子の指示は「1群〜5群の全ての問題群からそれぞれ3問題、計15問題を選び解答せよ」です。苦手な群だけ解答欄を空けて、得意な群で6問マークする形は取れません。
選べるのは各群の6問のうちどの3問かであって、群そのものは選べません。
どこで8問を作るか
| 群 | 内容 | 解答 |
|---|---|---|
| 1群 | 設計・計画 | 3 |
| 2群 | 情報・論理 | 3 |
| 3群 | 解析 | 3 |
| 4群 | 材料・化学・バイオ | 3 |
| 5群 | 環境・エネルギー・技術 | 3 |
構造や材料を専門にしているなら、1群と3群が取りにいける群です。
1群は24問のうち材料・構造が10問、3群は数学と力学が並びます。この2つで6問そろえば、残りの9問で2問取れば8問に届きます。
7問目は4群のⅠ-4-3で取れる
2群・4群・5群が構造や材料の知識で解けるかを確かめるため、実物を開きました。
| 設問 | 中身 | 取れるか |
|---|---|---|
| Ⅰ-4-1・Ⅰ-4-2 | 4年とも化学 | 専門外 |
| Ⅰ-4-3 | 4年とも金属材料 | 取れる |
| Ⅰ-4-4 | 令和7年度はモル分率の換算 | 専門外 |
| Ⅰ-4-5・Ⅰ-4-6 | 令和7年度は必須アミノ酸と細胞組成 | 専門外 |
| Ⅰ-5-2 | 令和7年度は海洋プラスチックと資源循環 | 専門外 |
4群は名前に材料が入っていますが、材料そのものはⅠ-4-3の1問だけです。
ここは結晶構造や結晶粒と強度の関係で、鋼材を扱う人なら取りにいけます。1群と3群の6問にこの1問を足すと7問です。
あと1問を2群・5群や4群の残りから拾えば8問に届きます。
9問を捨てる前提にはしない
1群か3群で1問落とすと、Ⅰ-4-3を取っても7問で止まります。取れる場所を先に決めておき、当日は落とした分をどこで埋めるかだけ考える形です。
3科目それぞれで50%が要る
| 科目 | 解答数 | 基準 |
|---|---|---|
| 基礎科目 | 15問 | 50%以上 |
| 適性科目 | 15問 | 50%以上 |
| 専門科目 | 建設部門は35問中25問を選択 | 50%以上 |
専門科目の解答数は建設部門の令和7年度で確認したもので、他部門は確認していません。
3科目の合計ではないので、基礎科目で稼いで適性科目の不足を埋めることはできません。基礎科目が12問取れていても、適性科目が7問なら不合格になります。
適性科目は15問すべてを解答する形で、選ぶ余地が無い点も違います。
理解度チェック
基礎科目は何問取れば基準を満たすか。
8問です。15問解答で50%以上なので、7.5問を超える8問です。
苦手な群を飛ばして得意な群で多く解答できるか。
できません。各群からそれぞれ3問という指示なので、群をまたいだ振り替えは認められていません。
基礎科目で稼げば適性科目の不足を埋められるか。
埋められません。合否決定基準は科目ごとに50%以上で、合計点では判定しません。
まとめ
8問が目標です。1群と3群で6問、4群のⅠ-4-3で7問目です。
あと1問をどこで拾うかだけが残ります。どの群を捨てるかではなく、どの群で何問取るかを先に決めます。
出典
文部科学省「令和7年度技術士試験合否決定基準」(令和7年2月5日)
公益社団法人 日本技術士会「令和7年度 技術士第一次試験問題〔基礎科目〕」1ページ(解答数の指示)
公益社団法人 日本技術士会「令和7年度 技術士第一次試験問題〔適性科目〕」1ページ(解答数の指示)
※ 問題文と選択肢は掲載していません。実際の設問は上記の公式PDFで確認できます。
公益社団法人 日本技術士会「令和4年度〜令和7年度 技術士第一次試験問題〔基礎科目〕」Ⅰ-4-1〜Ⅰ-4-3、令和7年度16ページ Ⅰ-5-2
※ 1群の内訳は令和4年度から令和7年度の24問、4群のⅠ-4-1からⅠ-4-3も同じ4年分を1問ずつ読んで分類しました。
※ 5群とⅠ-4-4以降は令和7年度しか開いていません。群全体の傾向として断定できる範囲ではありません。
※ この記事の確認日:2026年7月