技術士一次 適性科目の一覧|15問すべて解答・Ⅱ-1は4年とも法第4章
適性科目は、技術士法第4章の規定の遵守に関する適性を問う科目です。
受験する部門にかかわらず全員が解くので、基礎科目と並んで受験者全体に効きます。
15問すべてを解答する
| 項目 | 適性科目 | 基礎科目 |
|---|---|---|
| 出題 | 15問 | 30問(5群×6問) |
| 解答 | 15問すべて | 15問(各群3問を選択) |
| 時間 | 13時30分〜14時30分 | 15時〜16時 |
基礎科目は解けない問題を開かずに済みますが、適性科目は逃げ場がありません。捨てる問題を作れない点が最大の違いです。
問題冊子の指示も「次の15問題を解答せよ」で、選択の記述が無いです。
合否決定基準は科目ごとに50%以上
合否決定基準は文部科学省が毎年公表しています。
技術士試験の合否決定基準は、次のとおりとします。
Ⅰ 第一次試験 基礎科目 50%以上の得点/適性科目 50%以上の得点/専門科目 50%以上の得点
3科目の合計ではなく、それぞれで50%を満たす必要があります。適性科目は15問なので、8問以上を正解する形です。
専門科目がどれだけ取れていても、適性科目が7問なら不合格になります。
Ⅱ-1は4年とも技術士法第4章
| 年度 | Ⅱ-1の問い方 | 正答 |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 第4章の規定に照らして4項目の正誤 | ③ |
| 令和6年度 | 第4章の条文そのものを語句で穴埋め | ④ |
| 令和5年度 | 義務・責務に関わる4項目の正誤 | ③ |
| 令和4年度 | 第4章の規定に照らして7項目の正誤 | ④ |
4年とも題材は技術士法第4章で、変わるのは問い方だけです。条文を持っていれば形が変わっても取れるので、ここは先に固めるところです。
出題ミスで全員正解になった設問が3件ある
平成23年度から令和7年度までの16年度、適性科目は240問が公表されています。そのうち出題ミスで全員に得点が与えられたのは3件だけです。
| 年度 | 設問 |
|---|---|
| 平成23年度 | Ⅱ-4 |
| 平成30年度 | Ⅱ-14 |
| 令和元年度(再試験) | Ⅱ-14 |
3件のうち2件がⅡ-14で、平成30年度と令和元年度の再試験に続けて出ています。
作問する側でも判断が割れる箇所がここにあると分かります。
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まとめ
15問すべて解答で50%以上です。捨てられないぶん、確実に取れるところから固めます。
その最初の1問がⅡ-1の技術士法第4章です。
出典
文部科学省「令和7年度技術士試験合否決定基準」(令和7年2月5日)
公益社団法人 日本技術士会「令和4年度〜令和7年度 技術士第一次試験問題〔適性科目〕」
公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 試験問題の正答」平成23年度〜令和7年度
※ 問題文と選択肢は掲載していません。実際の設問は上記の公式PDFで確認できます。
※ Ⅱ-1の表は令和4年度から令和7年度の4問を実際に読み、正答と照合しました。全員正解の3件は16年度240問の正答を全数で調べたものです。
※ この記事の確認日:2026年7月