令和6年度 技術士第一次試験 建設部門 Ⅲ-2 を解説、液性指数
令和6年度 建設部門Ⅲ-2は、コンシステンシー試験の結果から液性指数を出す設問です。
この問題のポイント
液性指数は、自然含水比が塑性限界からどれだけ上がっているかを塑性指数で割った値です。
分母は液性限界ではなく塑性指数です。液性限界で割ると別の値になり、選択肢にもその形が置かれています。
※ 問題文と選択肢そのものは、公益社団法人 日本技術士会が公開している公式PDFで確認できます。
正答:選択肢3(最も適切なもの)
> この論点をやさしく解説:液性指数の分母は塑性指数|塑性図で粒度は分からない
塑性指数は液性限界から塑性限界を引いた値です。
各選択肢の正誤
液性指数は「自然含水比と塑性限界の差」を「塑性指数」で割った値です。この設問では(55−40)÷(70−40)=0.5です。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 30 | ×(誤り) | 70−40=30で、割る前の塑性指数そのもの |
| 2 15 | ×(誤り) | 55−40=15で、分子だけの値 |
| 3 0.5 | ○(正しい) | 15÷30=0.5 |
| 4 0.25 | ×(誤り) | 分母の取り方が違い、0.5と合わない |
| 5 0.2 | ×(誤り) | 分母の取り方が違い、0.5と合わない |
①と②は計算の途中で出てくる量をそのまま置いた形です。割り算まで進めば0.5に届きます。
選択肢3のポイント(ここが誤り)
解く手順
液性指数は無次元なので、パーセントの記号は付きません。0.5は塑性限界と液性限界のちょうど真ん中にあることを表します。
他の選択肢がなぜ違うか
30と15は途中の値なので、単位の無い指数を聞かれている点で切れます。
覚え方
- 液性指数は「塑性限界を0、液性限界を1」とする目盛の上での位置と覚えます。だから分母は2つの限界の差、つまり塑性指数です。
- 0に近いほど硬く、1を超えると液性限界より軟らかいことを表します。
理解度チェック
液性指数の分母は何か。
塑性指数です。液性限界から塑性限界を引いた値です。
液性指数が0のときはどういう状態か。
自然含水比が塑性限界と同じ状態です。目盛の下端にいます。
出典
公益社団法人 日本技術士会「令和6年度 技術士第一次試験問題〔専門科目 建設部門〕」1ページ Ⅲ-2
公益社団法人 日本技術士会「令和6年度 技術士第一次試験 試験問題の正答」
※ 問題文と選択肢は掲載していません。上の表は設問で与えられた条件から計算の順を並べたもので、実際の設問は公式PDFで確認できます。
※ この記事の確認日:2026年7月