給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和7年度 水道行政 問6 を解説(色と濁りと消毒の残留効果は1日1回以上)

令和7年度 学科試験1 問6は、水道法第20条に基づき水道事業者が行う水質検査に関する問題です。4つの記述のうち、不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは検査の頻度です。色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査は「1日1回以上」で、これを7日以内ごとに1回に緩めた記述が誤りになります。

この論点は数字を動かす形で繰り返し出ます。「1週間に1回」「7日以内ごとに1回」はいずれも誤りの側です。

※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。

正解:選択肢3(不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 水道事業者は毎事業年度の開始前に水質検査計画を策定しなければなりません(施行規則第15条第6項)
2 ○(正しい) 水質基準項目によっては、原水や浄水の水質の状況に応じて合理的な範囲で検査の回数を減じる又は省略できます
3 ×(誤り) 色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査は1日1回以上「7日以内ごとに1回」は誤りです
4 ○(正しい) 需要者に対し、水質検査の結果その他水道事業に関する情報を提供しなければなりません(法第24条の2)

選択肢3のポイント(ここが誤り)

毎日測るものです。

水道法施行規則第15条第1項第1号イは、色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査を1日1回以上行うことと定めています。給水栓の水が基準を満たしているかを日々確認するための規定です。

これに対し、水質基準項目(51項目以上の検査)はおおむね1か月に1回以上など、項目によって頻度が変わります。毎日測るのは色・濁り・消毒の残留効果の3つだと押さえると混同しません。

出題は「1週間に1回」「7日以内ごとに1回」に置き換えてきます。どちらも誤りです。

検査の頻度と記録の年数は水道法第20条の水質検査とは?1日1回以上のものは何か・記録は何年か、残留塩素そのものは残留塩素で扱っています。

覚え方

  • 色・濁り・消毒の残留効果は1日1回以上
  • 「1週間に1回」「7日以内ごとに1回」はどちらも誤り
  • 水質検査計画は毎事業年度の開始前に策定する
  • 検査の回数は、水質の状況に応じて合理的な範囲で減じる・省略できる
  • 水質検査の記録の保存は5年(法第20条第2項)

理解度チェック

Q.

色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査は、どのくらいの頻度で行うか。

1日1回以上です。「7日以内ごとに1回」「1週間に1回」とした肢は誤りです。

Q.

水質検査計画はいつ策定するか。

毎事業年度の開始前です。

Q.

水質検査の記録は何年間保存するか。

5年間です(水道法第20条第2項)。給水装置工事の記録の3年と混同しないよう注意します。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和7年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問6=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 水道法(昭和32年法律第177号)第20条、水道法施行規則(昭和32年厚生省令第45号)第15条(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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