建築学生の就活

最終更新日: 2019.09.29

建築設計は嫌いだけど、建築は好きかもしれない。

ども、tyazukeです。

「あいつ、建築辞めるってよ」というタイトルで毎日記事を更新させてもらってますけども。

そうなんです、僕建築を辞めるんですよ。

 

そのキッカケが、「僕ってモノづくり苦手だなぁ・・・いや、嫌いだなぁ」という、心の声に気付いたこと。

一方、このようなブログを毎日、毎日更新しているうちに、もしかしたら僕は、建築設計は嫌いだけど、建築は好きかもしれない、と思うようになってきたんですねぇ。

 

狭い意味で建築を辞める(建築設計事務所を退職するし、建築業界も去る)けど、「建築について思考する」は辞めないかもしれません。

ということで今回は、「建築設計は嫌いだけど、建築は好きかもしれない」について。

考えていることを書いていきます。

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建築≠モノづくり、と言う意識が芽生えた

僕が建築に対する一つの誤解は、建築≒モノづくりと考えていたことでした。でも、色々調べてみると、どうやらそうではない。

 

むしろ、

建築≠モノづくり

が本質じゃないか、と思うようになったのです。建築に関する問題定義を、アレコレ考えるのも建築してるし、建築に関する本を書くことも建築してるじゃないか、と。

 

計算して図面を描いて、ただそれだけが建築というのなら、建築家が夢想し思いを巡らせている時間は何なのだ、と。

 

建築家の思考を探る、のが楽しい

特に最近興味を持っているのは、建築家について。正直、建築よりも建築家の方が面白いのです。

近代建築を気付いたコルビュジェ、コルビュジェやレーモンドに師事した前川國男、世界の丹下と呼ばれた丹下健三など、建築家を挙げればきりがありません。

 

彼らは一人ひとりが哲学者のように、確固たる思想を持って建築に向き合っています。その思考を探るというか、当時どのように建築と向き合っていたのか、調べると中々面白いのです。

例えば、前川國男さんが「建築は芸術でなくていい」とか「むしろ建築ですら、無くたって構わない」などと発言していた、ということは僕にとって驚きでした。

 

そんな前川さんの発言の裏には、戦後の焼け野原に、何百万戸の住宅を供給するという命題に対する合理主義があったわけです。

というように、建築家の思考は大変面白く、学ぶ価値があるものです。

何より、それらが楽しいのです。

 

建築家のスタイルをとらえたい

建築家にはスタイルがあります。安藤忠雄なら打放しコンクリートの建築、ゲーリーなら自由曲面。

以前、コルビュジェは「建築のスタイルなど、帽子に付いた羽根ほどしか価値の無い物だ」と言っています。

 

それほど多くの建築家には、どこか枠にハメて見られてしまう「スタイル」は嫌なものであるようです。

伊東豊雄さんも「僕はスタイルにハメて見られたくない」と言っていますし。

 

一方で、日本人は型にはめて分類するのが好きな民族です。血液型診断という何の根拠もない、性格診断が流行るほどですから。

僕もそんな民族の一人で、どうにかして建築家をスタイルにはめ込みたい。そう考えています。

 

建築家の系譜をつくりたい。

建築家の系譜も興味が尽きない話題の1つです。

連綿と続く建築家の師弟関係は、ストーリーすら感じます。

 

現代で言えば伊東豊雄さんの事務所から輩出された建築家が、日本の建築界で多く活躍されています。

一方で、同世代の建築家の安藤忠雄さんは、後身に目立った活躍をする建築家が少ないように思います。

 

この違いは何なのか。それは、先に述べたスタイルの話にも通じているかもしれない。そう思うのです。

 

まとめ

最近考えていることを書きました。

建築の魅力って、図面を描いて、計算して、分野間の調整をして、というようなモノづくりだけじゃないと思います。

 

今回書いたようなことは、今年のフィールドワークとしてやっていこうかな、と考えています。

では。

 

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