ども、Tです。
9月4日、平成30年度の一級建築士学科試験の合格発表が行われました。無事合格です。まぁ、マークミスが無い限り合格だとは思っていましたが、詳細は下記をご覧ください。
二次はまだですが、独学で学科に合格したので、合格するためにやったこと、やらなかったことをまとめました。
僕は一級建築士に対するモチベーションが低い方なので、そんな人でも独学で合格できるんだと思って頂ければ幸いです。独学に関しては下記も参考になります。
一級建築士試験の学科対策でやったこと4つ
僕が今回の試験対策としてやったことを下記に整理しました。
- 必要な期間を3ヶ月以上確保する(総学習時間=700時間以上)
- 追い込みの連休を3日以上確保
- 過去20年以上の問題集を用意する
- 過去20年分の問題集を3周以上やる
それぞれ説明します。
必要な期間を3ヶ月以上確保する(総学習時間=700~1000時間以上)
まず、前提として必要な試験勉強期間は3ヶ月です。ただ3ヶ月間、1日3時間程度の勉強では合格できません。一般的に、合格水準に達する学習時間は700~1000時間必要ですが、僕もこのくらい勉強しました。詳しくは下記の記事が参考になります。
かといって、長期間だらだらと1000時間達成しても意味がありません。範囲が膨大なので、時間をかけても忘れてしまうわけです。
一級建築士試験のポイントは、短期的に知識を詰め込むこと。
学習時間は、長すぎても、短すぎても合格できません。だから、どうしても寝不足になりながら勉強することになるわけです。
過去20年以上の問題集を用意する
問題集は過去20年以上分用意します。僕は合格物語という教材を使いました。一番安いコース(PDFデータ&音声教材)を購入しましたね。
印刷教材やネットで勉強できる教材もあるのですが、ぶっちゃけ不要です(紙は重いしかさばる)。PCにPDFファイルを出して、そのまま問題解けばいいので。
あとはすき間時間に音声教材ですかね。これが便利でした。
追い込みの連休を3日確保
学科試験は、範囲が膨大。最初に勉強したことが、どうしても忘れてしまう。だから復習が大事です。
試験前の最低3日間は、フルで勉強可能な時間をつくりましょう。この期間は、苦手科目の最終チェックをやりました。問題集を1から解く、なんてことはやっていません。基本的に忘れやすい暗記系科目を中心に勉強すること。
過去20年分の問題集を3周以上やる
キモはここです。色んな人が同じことを言ってますけどね。ポイントは、過去20年分を3周やること。
10年分じゃ全然足りません。20年分やれば合格できます。
合格物語という教材のウリなんですけどね。その教材を使って合格できたので、その通りだなぁと。
やらなかった(やらなくて良いと思うこと)こと
逆にやらなくて良かったことを下記に整理しました。
- 最新の法令集を買うこと
- 法令集に慎重にマーキングすること
- 法令集の高さ算定の問題
- 構造は問題集1周しかしなかった(3周やらなかった)
まず、最新の法令集は不要でした。平成29年版を使ったので、ものすごく古いわけでもないですが。大きく法律が変わっていなければ、1~2年は許容範囲かと。
あと法令集に慎重なマーキングは不要ですね。機械的にマーキングしてください。慎重にマーキングしても、結局忘れるだけなので。僕は去年の試験で、マーキングを1日で終わらせましたね。だから今年はマーキングは一切してません。
あと、時間がかかる法規の高さ問題は一切勉強していません。勉強に時間が掛かる上、点数はたったの1点。コスパ悪いです。
延床面積や建築面積を算定する問題は時間かからないので、勉強しても良いと思います。過去問を集中的に解けば、1日で十分理解可能。私は前日に初めてやりました。で、当日1点とれました。
法規の勉強法は下記で詳細にまとめています。
あと、個人的なことですが構造は1周しかしていません。それでも28点とれました。
例えば設備設計を仕事にしている方で自身があるなら、設備は3周しなくてもよいかも。
まとめ
以上、今回の学科試験で私がやったこと、やらなかったことを整理しました。結果は98点。十分合格ですね。
もう一度、合格するためにやったことをおさらいしますよ。
- 必要な期間を3ヶ月以上確保する(総学習時間=700時間以上)
- 追い込みの連休を3日以上確保
- 過去20年以上の問題集を用意する
- 過去20年分の問題集を3周以上やる
やらなかったことは下記です。
- 最新の法令集を買うこと
- 法令集に慎重にマーキングすること
- 法令集の高さ算定の問題
- 構造は問題集1周しかしなかった(3周やらなかった)
あと精神論になるんだけど、3ヶ月間のモチベーション維持も大切。
こちらも参考にしてくださいね⇒ 一級建築士は独学でコスパ良く合格!独学で80万円得した勉強法と必要なモチベーション
独学は厳しいなーと感じている方は、大手の半額で受講できるTACがおすすめ。コスパの良い通信講座も視野もいいですね。