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一級建築士試験の法規を独学1.5ヶ月で21点取ったコツ6つ

一級建築士の勉強法

ども、Tです。

あなたは

「一級建築士の法規のコツ、勉強法を知りたい」

と思っていませんか。

僕はそう思っていました。

 

僕は構造設計が専門で、正直、一級建築士の試験を受けるまで、建築基準法のことを詳しく知りませんでした汗

でも、平成29年度の試験を完全独学で挑み、法規21点という、まずまずの結果を得られました⇒ 平成29年度 一級建築士の結果報告の件

ネットの口コミを読むと「法規が難しい」「インデックスの工夫」とか色々書いてあったので不安でしたが・・・。思っている以上に、なんてことない試験でしたね。

今回は、1.5ヶ月前から法規を勉強して21点とったコツを6つ紹介します。

ちなみに平成30年度に合格しております。詳細はこちら⇒ 平成30年度の一級建築士試験学科の結果と感想、勉強法

下記も参考になります。

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独学1.5ヶ月で21点取ったコツ6つ

僕が法規を独学したときのコツはこんな感じです。

  • 法令集を購入したのは試験日1ヶ月半前だった
  • 直前までインデックスは不要
  • 1周目は、先に答えを読む
  • 2周目は自力で解く(1問1答形式)
  • 3周目は時間制限付きで解く。目標3分
  • 4周目は苦手分野を徹底的に

それぞれ解説しますね。

法令集を購入したのは試験日1ヶ月半前

皆さん驚かれると思いますが、僕が法令集を購入したのは試験日の約1ヶ月半前です。元々持っていた法令集が古かったので(但し未使用)、平成29年度を購入しました。

法規は苦手意識があってどうにもやる気が起きない。

線引きだけはゴールデンウイークにやる!と思いながら月日は経ち、法令集を購入したのは6月の2週目でした。そこから線引きやって、問題集を繰り返してなんとか21点をとれたのです。

 

あるHPをみると、線引きも理解しながらやる、なんて書いてあります。が、僕にはそんな時間ありませんでした。とにかく線を引く。ただそれだけに集中します。

結果、1日で線を引き終えることに成功しました。ちなみに参考にした本は総合資格の線引きの例が書いてあるもの。これを使って、ただただ法令集に転記していく。1日で終わらせる作業は、気が狂いそうになります。

が、できます。大事なことなのでもう一度言いますよ。

法令集の線引きは1日でできる。

直前までインデックスは不要

ようやく法令集を購入したのですが僕は、すぐにインデックスを貼りませんでした。むしろインデックスを貼らなくても問題を解けるようにしたい、と思ったのです。

これはネットに良く書いてある情報ですが、法規の時間は1時間45分しかありません。問題数は30問。つまり1問あたり3分程度しか時間を使えません。

 

そうすると必然的に「法令集を引かなくても解ける」ことが求められています。だから僕は直前までインデックスを貼りませんでした。

詳細は下記が参考になります。

1周目は、先に答えを読む

僕は今回の試験勉強で、生まれて初めて試験用の法令集を開きました。そして生まれて初めて法規の問題を読みました。

全く分かりません。

法文の意味も、問題の解き方もサッパリ!だから先に答えをみたんです。あるブログには「頑張って自分で引くこと。」と書いてあるのかも。でも、僕には時間がありません

 

本当に一刻を争う事態だったので、答えを先読みしました。答えを読みながら該当する法文や令文を探すこの作業の繰り返しです。1周目は訳も分からずこの作業をしても苦ではありません。

それに同じ系統の問題なら、答えを読むことで問題の傾向が掴めるようになります。近い問題なら、数問解けば答えを読まなくても法文に辿り着けます。

 

これが1周目の作業です。答えを先読みして意味あるの?騙されたと思ってやってみてください。時間の短縮にもなるし、案外効果がある。その効果が実感できるのは2周目。

ちなみに僕はこの作業を2週間かけてやりました(平日30問、休日100問程度を解く計算)。

2周目は自力で解く(1問1答形式)

1周目の答え先読み学習。本当に効果あるんかいな?僕は半信半疑だったのですが、2周目に問題を読むと、「分かる!」

何を聞いているか分かるし、どの法文を引けば良いか頭に入っているんです。人間の脳って素晴らしいですね。

ただ完璧ではありません。1周目では覚えきれていない法文もあるので、その部分は答え先読みです。

実は、2周目は1周目より重要です。1周目にあやふやで理解していた箇所、答え先読みで分かった気になっていた部分等が一気に洗い出されます。

 

問題集2周目で、ようやく実になったという実感があります。2周目は問題の解き方にも注意してください。4択問題ですが、きちんと1肢づつ理解しましょう。その分時間はかかりますが。

3周目は時間制限付きで解く。目標3分

3周目は時間を意識します。実際の試験では3分以内に問題を解く必要がありますからね。3周目では3分以内の時間設定を行い、その時間内に答えを導きだします。

時間を超過した場合、答えをみましょう。くよくよ悩まず次の問題を解きます。なにせ僕には1ヶ月半しかないので。

4周目は苦手分野を徹底的に

僕は3周を超えて4周目も行いました。但し時間は差し迫っていて、残り5日で試験という状況。また長い時間かけて全部の問題を解くのは不合理です。

よって4周目は苦手分野だけを行います。3周くらい問題集を解いていれば、自分の弱い箇所が見えてきます。

 

自分の弱点は強く印象に残るので、自ずと何をやればよいかわかるでしょう。それを確認の意味でザックリと解いてみましょう。

ジックリと解く必要は無くて選択肢を読んで、解けそうだったらスル―「ん?」と思う選択肢であれば、じっくり法文を引いてみる。で、答え合わせと言う流れです。

僕の勉強法の効果

前述した勉強法6つで、平成29年度の法規は21/30でした。

平成30年度は24/30、学科試験を合格しています⇒ 平成30年度の一級建築士試験学科の結果と感想、勉強法

まぁ一定の効果はあるのかなと。最後に、法規の勉強で役立ったものをご紹介しますね。

法規の勉強で役立ったもの

下記の2つです。

解説しますね。

 建築関係法令集法令編(総合資格)

僕は総合資格版を使用。日建学院の法令集と比べて大きいのが特徴。文字の読みやすさは大切。ただでさえ気を張って試験をする法規。余計なストレスは減らすべき。

他の口コミはコチラ⇒ 令和2年版 建築関係法令集 法令編

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線引きに重宝するのがフリクションボールペン。キャップ付きのタイプもあるけど、ノック式が便利。

他の口コミはコチラ⇒ パイロット 消せるボールペン フリクションボールノック 0.5 10色 LFBK-230EF-10C

まとめ

以上、僕が1ヶ月半で法規21点を取得した方法です。21点はけっして高い点数ではありません。でも、上手くいけば一級建築士に合格できる点数です。

急に一級建築士を受けたくなって、死ぬほど時間が無いって人は僕のやり方を参考にしてください。

学科試験に合格するためにやったことを下記の記事にまとめています。併せて参考にしてくださいね。

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