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一級建築士の学科試験は本当に難しいのか?難易度を再考察してみた。

ども、Tです。

一級建築士試験の難易度を気にする方が多いみたいですね。僕も色んな人に話を聞くのですが、「簡単」「難しい」と、意見は十人十色です。感覚的に、年配の方ほど「簡単だった」という方が多いように思います。

年配の方が我々世代より優れていたのか、合格ラインが簡単だったのか定かでは無いですが、両方あり得る話だと思います。

僕は、「昔の方が簡単だった」と言いたい人です。事実は分かりませんが、そう言いたいです。下記、関係記事です。平成30年度の一級建築士試験学科の結果と感想、勉強法

 

では実際、学科試験って「本当に難しいの?」「どのくらい難しいの?」と気になりますよね。今回は一級建築士学科試験と、僕が受けてきた試験「高校入試、大学院入試、就活」と比べてどのような難易度か僕の経験を元に紹介します。

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一級建築士学科試験の難易度は?

前述記事に書いていますが、学科試験の合格率は下記です。

学科試験 15~20%前後(近年は18%)

これだけみると難しい試験ですよね。ただ、色々な人が言及するように、「全員が本気で受けてない」試験です。例えば下記のように、

  • 3割が本気の人
  • 3割が会社から言われて、何となく受ける人
  • 3割が様子見
  • 1割が力不足

だと、本当の意味の合格率はグッと上がりますね。実際、僕は申込みだけして当日試験に行かなかったことが2度あります。また、去年・今年と試験を受けましたが、一目で「本気じゃないな~」とわかる方もチラホラ。

 

上記が、「一級建築士は簡単だよ」という方の理由かもしれません。これは一理あるので、合格したい人はまず、「本気になること」。

具体的にいうと、朝も昼も夜も試験勉強に費やす熱意が必要です。僕は2度目の受験で学科試験合格しました。下記の記事で、どんな勉強をしたのかまとめています。

高校入試と比べてどうか?

高校入試と比べると、圧倒的に一級建築士の学科試験が簡単でした。緊張度合も圧倒的に高校入試が上です。個人的には「人生かけた」くらい勉強しました。

実際、一級建築士落ちても死なないですからね。多分、一生資格とれなくても、生きていけるし。定年まで会社を首になることは、まず無いでしょう。

だけど高校入試は、就職や大学への進学、不良の多い高校へ行きたくないとか、人生に関わりますからね。

  • 高校入試 ⇒ 人生で、ほぼ1度しか受けられない。
  • 一級建築士の学科試験 ⇒人生のある限り、何度でも。

上記をみれば、学科試験は楽だな、と思えませんか?

大学入試と比べてどうか?

僕は大学行ってないので、大学入試受けたことないです。でも、高校入試と同じ理由で、こっちの方が難易度高いと思います。

人によっては、高校入試より大学入試の方に、人生掛けた人多いですよね。

大学院入試(推薦)と比べてどうか?

大学院には推薦で入ったので、正直楽でした。研究成果と論文、面接だけなので。大学院入試の推薦と比べると、学科試験の方が難易度高いですね。

就活と比べてどうか?

実は就活もほとんど推薦的なもので終わったので、楽でした。学科試験の方が難しいです。ただ、大手ゼネコンや大手設計事務所など、SPI⇒面接⇒面接⇒面接みたいな就活を経験した人にとっては、就活の方が大変かもしれないですね。

まとめ

正直、高校入試や大学入試と比べると、学科試験の方が簡単じゃないか、と思っています(※もちろん受験する高校や大学によって難易度は違います)。高校受験は一度きり、学科試験は何度でも受験できますし。

一度、本気を出せばだれでも合格可能と思います。こちらも参考に。

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