一級建築の試験勉強

【一級建築士】設計事務所からハウスメーカーへ転職した先輩の話【転職事情】

ども、tyazukeです。

今回は一級建築士を取得したのち栄転を果たした諸先輩方について紹介したいと思います。僕が働いている事務所は中小の組織設計事務所です。

給料も休みも、魅力的な仕事すらない3重苦揃った事務所です。そのため一級建築士を取得すると、皆さんそそくさと辞めてしまいます。

今回は、そんな諸先輩方の転職先について紹介します。

皆さんが転職するときの参考になればと思います。

 

大手ハウスメーカーへの転職を決めた先輩

意匠系の先輩で10年くらいキャリアのある方がいました。うちの会社なら課長クラスです。そんな先輩がある日突然、退職したのです。

先輩のキャリアはこんな感じ↓

  • 学歴 地方四大卒
  • 実務歴 10年目
  • 部署 意匠
  • 年齢 35歳
  • 性別 男性

理由は転職でした。どこへ転職するのかチラッと聞いてみると、「ハウスメーカー」と答えてくれました。

さらに、どのメーカーか突っ込むと、名前を聞けば誰でも知っている有名企業でした。先輩はこれから働く会社に希望を持っているような顔つきでした。

 

それから半年後、その先輩と会う機会がありました。仕事はどうですか?とそれとなく話を聞くと真っ先に、

  • 「年収はこれまでの1.5倍になった」

と言いました。身に着ける時計やスーツも高価なものに。大手ってスゲェな!と思った瞬間です。

僕は久々に会った先輩に聞けなかったことを聞くつもりでした。それは「なぜハウスメーカーを選んだのか?」ということ。

 

先輩はなぜハウスメーカーを選んだのか?

「先輩、なんで事務所やめちゃったんですか?」

「中々ストレートなこと聞くね。まぁいいけど。辞めた一番の理由は1つ。お金だよ。子供の養育費も結構必要なんだ。これから娘が大学にも行くだろうし」

「なるほど。色々とお金が必要なんですね。じゃあ大手設計事務所という選択肢はなかったんですか?」

「なかったね。正直設計事務所の所員という働き方は合わなかったんだ。毎日遅くまでサービス残業して、非効率な仕事をする。それが耐えられなかった。」

「そうなんですか・・・。確かに手戻りや、余計な資料作りが多いですものね」

「その点、今の会社はシステマチックだよ。企業の母体がしっかりしているから、色々なことがマニュアル化されている。僕はこっちの方が性に合っているね。創造的な仕事よりもこなす方が好きなんだ」

「お金以外にも思うことがあったんですね。ちなみに帰宅時間はどうですか?」

「随分と早上がりになったね。事務所にいた頃は、22時退社が基本だったけどね。今は19時には帰宅できているよ。やっぱり子供や妻との時間も大切にしたい。今の若い人も、そういう考え多いんじゃないかな。仕事だけじゃないって人」

「はい。僕も同じことを考えています。仕事に打ち込める人はいいけど、そうじゃない人がほとんど。そういう人にとって設計事務所って働き口は合わないかもしれませんね」

「そうだね。所員をこき使って、修行という名の元に搾取する時代は終わったよ。だから転職するんだ、という事実を社長や幹部は知った方が良いよね。」

「ですね。ただ、ウチの会社は60以上の老害が力を持っているので、簡単に変わりそうにありません笑」

「だな笑」

「ところで転職したデメリットはありませんか?」

「実はあるんだよね。業務は全て上司の承認がいるし、1つの書類を外に出すときでも、自分の判断では済まない。大手なりのルールがあるんだ。スピード感が無くなっている気がする」

「逆に言えば中小の事務所はチェック機能が杜撰ということですか?」

「そうとも言えるね。どちらが良いかはもう少し見極めてみる必要があるかな」

 

ハウスメーカーへ転職した先輩は笑顔だった

中小の事務所からハウスメーカへ転職した先輩の顔は晴れやかでした。笑顔が多くなったと思います。

年収は1.5倍、休日や平日も休む時間が増えたのだから当然ですね。やっぱり大手の会社っていいなあ。そう思った日でしたね。

別れ際「tyazuke君もウチきなよ」と言われました。よほど人材を募集しているようですね。そういえばオリンピック需要で人が足りないと言われています。

また団塊世代が一気に抜けることも懸念されています。

転職するなら「今がチャンス!」ですねぇ。

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