一級建築士の定期講習費用高いですよね。3年に一回は12000円も払っています。構造一級建築士を持っている人は、両方合わせて2倍以上の費用を払っていますよね。
あれ?でも何で自己負担なのだろう、と考えたことはありませんか?先輩も上司も皆が自己負担から僕も自己負担・・・。いやいや、会社によっては資格の定期講習費用を会社負担してくれる場合も
そこで今回は、一級建築士の定期講習費用は自己負担か、会社負担か調べてみました。
ちなみにウチの事務所は自己負担
僕が務めている事務所は自己負担です。当然です。クソブラック企業ですから。上司たちは「高い、高い」言って自分の財布から払ってますよ。
どちらかと言えば自己負担が多いが、会社負担も4割程度ある
自分が勤めている会社で自己負担だと、それが普通って思っちゃいますよね。いや、それって非常識ですよ。調べてみると会社負担ですって声も結構ある。例えばこんな声。
うちの会社は管理建築士がいなくなったら即困るので、手厚くサポートしてます。定期講習代も会社から出ます。
定期講習の受講料はすべてのケースで会社が負担していた。
構造設計一級建築士の定期講習の費用が会社負担となるのは、全体の41%となっています。手当てが一切出ない会社が65%である事を考えると社員の定期講習費用は経費と考えている会社も多いと言う事になります。
但し会社が費用負担する義務はない。
調べてみると、会社が定期講習費用を自己負担する義務はないようです。こんな意見が見つかりました。
建築士をかかえる建築士事務所に義務があるのではなく、建築士事務所に所属する建築士に義務が発生しているだけなので、自動車運転免許の更新にかかる手数料を会社側が持つ義務が無いのと同様に、建築士としての定期講習にかかる手数料を会社側が持つ義務も無いです。
とは言っても、一級建築設計事務所は「一級建築士の資格で成り立っている」と言っても過言ではありません。とすれば必要経費として定期講習費用を持つべきと思います。
100人の事務所があって、50人が一級建築士を持っているなら3年に一度60万円の支払い。つまり1年に20万円。
それぐらい払ってあげましょうよ・・・。会社の利益から考えれば、ほとんど小銭ですよね。それが支払えないほど切羽詰まっている会社なんですかぁ。潰れろ。
独立している人は定期講習費用を「必要経費」にしているんじゃない?
例えば独立している人は定期講習費用を「必要経費」に計上しているはずなんですよ。おそらく。
だったら会社員勤めの人だって、経費としてみてくれたっていいですよねぇ。ただ法律で拘束されないので、会社が「払わん」と言えばそれまでですが。
その時は「この会社クソだな」と思って転職活動すればいいです。だって、1人1人の資格で成り立っている会社が、その資格の定期講習を「個人に任せている」ってことでしょ?それって、資格をもったプロをないがしろにしていませんか?
「別に講習受けても受けなくてもどっちでもいいよ」と言っているもんですよね?
「この会社は一級建築士の資格で成立している。だからわが社は定期講習費用も支払うし、万が一、受講忘れが無いように管理体制をしきたい」とか社長が言っても良いですよね。
社長が一級建築士もちの場合、その定期講習費用はどこからでているんですかねぇ。経費で計上しているだろうな、と思っているのは僕だけでしょうか。
さ、資格の定期講習費用すら払ってくれない会社なんて、転職転職。転職記事もどうぞー。