一級・二級建築士の勉強法

最終更新日: 2017.09.3

【一級勉強】工事監理者と監理技術者って違うの?

一級建築士の試験絶賛勉強中のtyazukeです。

今年初めて一級を受験します。会社には3回落ちて4回目だ、という話にしてありますが・・・。

最後は合格して華々しく会社および建築業界を辞めたいなと。

 

で!今回は施工の話です。監理技術者っていますよね。一級の問題では、こんな感じで出題されます↓

監理者は監理技術者または主任技術者を定める。

これは○か×、どちらでしょうか?

 

実は×なんです。監理者とは、工事監理者のことで我々建築士が設計が終わった後、図面通りに施工されているか監督する業務のこと。で、なんとなく文章を読んでいると、工事監理者が監理技術者を決めるのだからOKっぽいな、と思うんです。

監理つながりで。でもこれ引っかけ。一級の試験って本当、中途半端に覚えている者が引っかかる問題を良く出題しています。考えられた問題ですよね。

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監理者と監理技術者は全くの別もの

要するに監理者と監理技術者は全くの別ものと解釈した方がよいでしょう。まず、監理者は建築士法による独占業務で明確に定められています。

ここ(http://www.kenchikushikai.or.jp/news-data/kenchikugijyutsu/2013-03-004.html)に詳しく書いてあります。

簡単に言うと、建築士法第2条7項により工事監理者とは「工事と設計図書との照合および確認」を行うことが明記されています。

建築士法では工事監理者を行う者を工事監理者、請負契約では監理者など呼び方は異なりますが同じ意味。

 

一方、監理技術者は上記とは全く別の存在で、「施工の管理をつかさどる技術者」とされています。特に建築士法での定めはありませんが、建設業技術者センターのHPにそう書いてあります(http://www.cezaidan.or.jp/managing/about/)。

つまり監理技術者の職務とは、「施工計画の作成、工程管理、品質管理その他の技術上の管理及び工事の施工に従事する者の指導監督」となります。

 

最初の問題に戻りましょう。

監理者は監理技術者または主任技術者を定める。

これは×。監理者ではなく「受注者(つまり施工側)」が監理技術者または主任技術者を決めるのです。

要は監理技術者や主任技術者は、施工サイドの者だから施工側が決める、と解釈できます。

たぶん(おいっ)。

 

一級の問題は中途半端に記憶すると罠に引っかかります。今回の問題もしかり、皆さんも監理者と監理技術者の違いは気を付けましょうぜ。

 

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