学問に王道なしと言います。
つまり色んな方法がある、ということ。
だったら小手先のテクニックで正答率を上げることも実力の1つ。今回は、一級建築士の選択肢をテクニックだけで減らす方法を考えてみました。
ちなみに構造の問題に限ります。
難解な内容の選択肢は適当である。
建築士の問題は4択で、大抵が「不適当なものを選べ」というもの。これが一級建築士の難易度を上げている理由の1つ。適当なものを選ぶ問題であれば、正解をバシッと見つけることが可能。
一方、不適当なものを選ぶためには「全ての選択肢についてチェックする必要」があります。ここ重要です。つまり余程の自身が無い限り、1つの選択だけを見て「コレ正解!」と選ぶことはできないのです。
逆に正しい知識を持っているなら、「適当な選択肢」を消すことができます。そうやって1から4まで順番に選択肢を消去法して、答えを導き出します。
ここでテクニック。「難解な選択肢は、ほぼ適当。」
と考えてください。と、いうのも資格試験には一定の水準が設けられています。この水準をクリアしなければ合格することは不可能。
しかし、逆に言えば過大な水準は求められていないのです。つまり、難解な文言や内容が書いてある選択肢はほぼ適当なことが書いてあります。
文章が多い選択肢は適当である。
文章が多い選択肢も適当である場合が多いです。
例えば4つの選択肢のうち、1つだけ3行で後は2行など。こういった場合、3行の選択肢は適当と考えます。
これは試験作成者の情けでしょうか。ただでさえ読むことに疲れる文章の中に、あえて不適当な答えを隠す、なんてことはしないのです。
小さい、大きい問題は不適当かも。
構造の問題でよくあるパターンが「○○が小さいとき、○○は小さくなる」といった選択肢。
構造は数式をたくさん使う分野ですから、上記の問題が出しやすい。だから、「小さい、大きい」問題が出たら注意して選択肢を読みましょう。
構造だって基本は暗記
少しテクニックから外れますが、構造だって基本は暗記です。計算問題がある?いやいや、計算だってやり方を暗記すればいいだけのこと。
公式や文章問題も丸暗記すれば点数は取れます。
構造だけ特殊な学問のように思わないことが肝要です。もちろん理解することが一番ですが。一級建築士の試験勉強は時間との勝負でもあるので。
効率的な学習を心がけてください。
ちなみに今回のテクニックは最後の手段で。4つの選択肢全てが理解できないとき使いましょう。
では!