ども、Tです。
総合資格の講師陣って何者か気になりませんか?だって皆さんが予備校に通う理由の1つが、
- 勉強をわかりやすく教えてもらいたい
ですものね?そんな講師陣が「一般人」だったら元も子もない。自分で勉強した方がいいねーって話。
で、総合資格のHPをみると「講義の中核となるプロの講師陣」と書いてある。本当にプロなのか?今回は総合資格の講師陣は何者か、調べてみました。
教育に関して素人、建築に関してプロの講師陣が正しい言い方
調べると、総合資格の講師陣は全員が「非常勤講師」ということが判明。総合資格の採用情報で分かりました。http://www.sogoshikaku.co.jp/recruit/lecturer.html
総合資格の講師になれる条件は、「一級建築士」であること。たった、これだけ。つまり教育は素人、建築に関してプロな人材ということ。
なぜ教育の素人が「教える」ことができるのか?その理由は、非常勤講師として採用後の育成機関にあるみたい。おそらく総合資格の教え方ノウハウがあって、それに基づいて講義をする、ということです。
また定期研修もあるので全国で講義レベルも均一化されるらしい。
とってつけたような講師陣じゃないか?
正直、とってつけたような講師陣じゃないか、と思うわけです。一級建築士としてプロでも教え方はプロではありませんから。
上手い人もいれば下手な人も。非常勤講師だから各地の学校で教え方に当たりはずれが大きい。それを暗に示しているのが講義レベルを均一化する「定期講習」。
でも定期講習をチラッとしたぐらいで劇的に教え方が上手くなるとは思えないですね。
ではなぜ、総合資格は非常勤講師に頼るしかないのか?
「お金」です。キチっとした常勤講師としての費用を支払うことができない。だから非常勤講師なんですねー。
ちなみに、総合資格の採用情報をみると「積極的に採用中」と書かれてありましたよ。
非常勤講師はどんな人たちか?
もっと深堀して考えます。
非常勤講師は、どんな人たちか?予想に過ぎませんが多くは「独立したけど食えない人」「一級建築士の資格だけじゃ食えない人」だと思うのです。極稀に「教えることが好きな人」も混じっているかも。
まずゼネコンや設計事務所で実務をバリバリしている人が「すんません、今日は総合資格の講師やるんで」とはできませんよね?バカ野郎、と言われます。
つまり独立したけど食えない人が講師をやっている。わざわざボランティアで講師をやるわけじゃありませんからね。本業だけじゃ食えない人がいる、ということ。
ここ重要ですよー。一級建築士の資格を持っていても、「本業だけじゃ食えない人がいる」。だから総合資格の非常勤講師をやっている。こんな現実があると思うんですね。
そんな講師陣が「一級建築士は重要だ!」「重要だ!」「重要だ!」と言っている。なんだか滑稽だと思いませんか。
あなたたち講師は一級建築士を取得したけど、年収が満たされないから講師やっているんでしょ?と。
本当に「一級建築士」って重要な資格なのかな?確かに建築業界では重要な資格だけど、その資格を取得しても食えない業界って・・・。僕たちは少なくとも、そう疑問に思うべきなのです。
まとめ
今回は総合資格の講師陣はいったい何者か調べてみました。
予備校に行けば素晴らしい講師陣がいて、テキストがあって絶対に合格できる!わけではありません。
少なくとも、講師陣は一般の建築屋さんと変わりません。「先生」に教えてもらおう、という心持ちで予備校に通うと落ちますよ。
ということで、予備校の講師には気を付けましょうぜ。