ども、Tです。
一級建築士を取得すると、3~5年以内に定期講習を受講する必要があります。姉歯事件以降、建築士法の改定があって書き加えられた条文ですね。
全く、官僚はこういったゴタゴタに便乗して金儲けするのが上手いですね。「定期講習業務」というATMをまた1つ作りました。
さて、そうはいっても定期講習を受講しなければ一級建築士免許の剥奪。この仕事で生活している人は必須です。
実は一級建築士の定期講習を行っている機関は案外多くて、各機関で値段が違います。同じ定期講習を受けるのなら、安い機関で受けたいですよね。
一級建築士の定期講習機関9選。費用と講習時間について
そこで今回は、一級建築士の定期講習機関9選ということで調べてみました。
調べてみて意外だったのは、最も高い費用と最も低い費用を比較すると3000円も違うんですよ!3000円って良いランチ1回分。ディナーだって食べられるんじゃないですか?
それではどうぞ~。
9.財団法人 建築技術教育普及センター 建築士定期講習
12,960円(消費税、テキスト代、修了証交付手数料を含みます。)
講習実施時間は、6時間以上
8.定期講習一級・二級・木造建築士 – 確認サービス
12,500円(テキスト代、消費税が含まれます)
講習実施時間は、6時間以上
7.建築士定期講習業務 | ビューローベリタス 建築認証事業
12,400円(テキスト代、消費税が含まれます)
講習実施時間は、9:30~17:40(修了考査含む)
6.建築士定期講習 – 株式会社ERIアカデミー
12,000円(消費税、テキスト代、修了証交付手数料を含みます。)
講習実施時間は、6時間以上
5.建築士定期講習 よくある質問|総合資格学院 法定講習サイト
12,000円(消費税、テキスト代、修了証交付手数料を含みます。)
講習実施時間は、9:30~17:30(修了考査含む)
4.株式会社 日建学院 建築士定期講習
12,000円(消費税、テキスト代、修了証交付手数料含む)
講習実施時間は、6時間以上
3.特定非営利活動法人 建築家教育推進機構 建築士定期講習
一級建築士定期講習:12,000円(税込)
講習実施時間は、6時間以上
2.特定非営利活動法人 東京土建ATEC 建築士定期講習
10,000円(テキスト代、修了手数料含む)
講習実施時間は、6時間以上
1.特定非営利活動法人 住宅福祉サービス 建築士定期講習
10,000円(テキスト代、修了手数料含む)
講習実施時間は、6時間以上
どうですか、全然違いますよね?もし定期講習を受講する機会のある方は、これから敢えて高い機関に頼む必要は無いかも。
講習費用が最も安い機関は「住宅福祉サービス」と「東京土建ATEC」
最も講習費用が安い機関は「住宅福祉サービス」と「東京土建ATEC」でした。2つともNPO法人で、利益優先の団体ではないことが理由の1つ。
但し全国にある機関ではないことがネック。「住宅福祉サービス」は京都のみ実施しています。「東京土建ATEC」は東京のみ。この2つの地区にお住まいの方、家が近い方はおすすめです。
一級建築士の定期講習は全国どこでも受講可能。京都に行くついで受講するとか、京都に近くて交通費が安いなら上記の機関が良いかも。
講習時間は、どの機関もさほど変わらず平均して6時間
講習時間は、どの機関もさほど違いはありませんでした。概ね6時間が講習時間です。但し、休憩時間を1時間。修了考査時間を含むと8時間程度になる機関もあるようです。
総合資格やビューロベリタスは、あらかじめ修了考査含んで8時間程度と宣言していますね。他の機関は「講習時間6時間」としか明記が無かったので判断が付きにくいですが、おそらく7~8時間はかかるかと。
まとめ
今回は一級建築士の定期講習費用について調べました。3~5年に一度あるイベントですが、同じように登録できるのなら安い機関で講習を受けたいですよね。
公的機関の建築技術教育普及センターは殿様商売で、12960円と高単価。高いだけなので、あえて受講する必要はないかな、と。特に時間が短くなるわけでもないし。
同じ13000円払うのなら、10000円は講習費用、3000円はお昼に鰻でも食べてください。
では。