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建築業界は時代遅れ?バタバタと若手が辞めるのはコスパが悪いから

ども、Tです。

あなたは

「建築業(建設業)は時代遅れ」

と思っていませんか。

仰る通り、時代遅れな部分は大いにあります。古いやり方を、そのまま使う業界ですからね。

 

そんな建設業界って若い社員がバタバタと辞めていくんですよ・・・。ある調査によると新入社員の約50%が3年以内に離職とか⇒ 新入社員の約50%が3年以内に離職する建設業界って・・・

そもそも、建築業界目指す若者減っているし。ちょっと・・・子供に勧めづらい業界ですよね⇒ 建設業界に夢ある?子供に勧められない理由。

 

今回は、建築業界で若手が辞める理由と、建築業界の人気が無い理由を考えます。

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僕が新卒で入った頃の先輩が、ほとんどいない

本当にねぇ、もうバタバタと辞めていくわけです。僕が新卒の頃、先輩だった30歳以下の方々は、ほとんどいません(10人中1人いるかいないかの割合)。

酷い時は、1年間に5人とかね。もうすごい辞めていく。1人辞めたら連鎖的に人が辞めていくんです。

本当にバタバタっという感じで。他の会社がどうかは知らないのですが、どの会社も人出が足りないと言っているので、業界的に社員の定着率が悪いです。理由はこちら⇒ 建設業界に夢ある?子供に勧められない理由。

ちなみに、僕がいる会社では現状1人退職者でました。予備軍(僕)もいますし。黙っているだけで、まだ何人か辞めそう。

 

建築業界ブラックだと思うよ。この声が学生の皆さんには、届けばいいですね。ただ、建築大好きな人にとっては、たまらない業界ですよね。仕事づけですから。

それに、モノづくりが好きな人は、やりがいと感じると思いますよ。数ある産業の中でも、大きなモノづくりに携われるわけなので。

ただ給料は雀の涙。※参考:残業無し手取り16.5万(院卒、30歳、当ブログ管理人)。本のタイトルじゃないけど、ちょっと今から仕事辞めてくる⇒ ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)

建築業界でバタバタと辞めていく若手、建築業界に来たがらない若者

で、何で若者が辞めるのか。人気が無いのか。簡単ですよ。

他の業界に夢と希望があるから。

例えが極端ですが、youtuberをみてください。遊びながら(良い意味で)動画をとって、月100万以上稼ぐ人たちが割と多い。彼らの中には、それまで特別な技量をもたない人もいます。

古~い徒弟制度が残る建築業界で、5年、10年下積みして、そこからまた修行して。必死で一人前になって得た給料より、専門知識も持たずにぺぺーとyoutubeやった方が儲かるんだから。コスパ悪いよね。

IT業界やブログ業界で活躍する20代そこらの若者が月100万以上稼いだり、サービス構築して売却益で数億生み出すとか。憧れちゃうわけです。

 

もちろん、youtuberが一生の仕事とは思えません。ただ、建築の仕事って今は、いくら下積みしても相応の対価が得られない。きつい、きたない、かえれない、かねがない仕事。

「そんな仕事するくらいなら」って、若者は違う業界へ行きますよね。

その気持ちわかるよ、としか言いようがない。

寿司職人が何年も修行するのはバカ

ホリエモンが寿司屋の徒弟制度をディスった発言で有名ですが。建築業界でも同じこといえますね。

目で見て盗め、的な。何も教えるつもりはない、感じろ!的な。

効率悪すぎですよ。

「だったら、教えろよ」と若者は言いたいのです。もちろん、自分で考えて、自分で調べて、自分で汗をかくのが大事なことは知っている。

でも、時代が違う。だって、そんな苦労しなくてもいい仕事が他に沢山あるもの

 

徒弟制度の残る仕事は、後継者不足に悩んでいますよね。

教える側は、もっと上手にならないと。今の若者を育てるなら、アプローチを変えないと。「よし、ワシの背中を見て盗め」じゃ、たまに振り返ったとき誰もついてきていません。

最近じゃ、外科医になりたい医者の卵も減っているみたいです。そりゃそうだ。責任重大で、一人前になる訓練に時間がかかり、大変だから。

 

建築業界だって、いつまでも徒弟制度を残すべきじゃない。システマチックに教育制度を取り入れて、先輩方が残したハウツーをフルに活かす。特に中小企業は積極的に取り入れないと、いつまで経っても人材不足に悩むことになる。

まとめ

まぁ、この業界の悪いところは、それが分かってても動けない体質というか。古いことにガンジガラメになることでしょうかね。

他業界がスピード感のある中、建築業界ではFAX使ったり、ろくにメールやパソコン使えない人材がトップにいるくらいだから。

変えるのはその辺りから。こんな記事もどうですか。

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