ども、Tです。あなたは
- 「建築学科を卒業して公務員に就職したい」
- 「建築学科から公務員に就職できる?」
と思っていませんか。
将来公務員になりたいと思う学生は多いようです。わかります。給料は安定しているし、ボーナスは景気関係なくガッツリもらえる。福利厚生も良くて、退職後の年金も手厚い。仕事も楽。それは公務員を目指しますよね。
僕が学生の頃も、公務員を目指す人は多かったです。今回は、建築学科を卒業して公務員に就職できる?公務員に就職した先輩、土木学科との違いについてお話しします。
就活について不安な方は下記が参考になります。
建築学科を卒業して公務員に就職できる?公務員に就職した先輩
結論から言うと、建築学科を卒業して公務員に就職できます。実際、僕が学生の頃、何人もの先輩が公務員になっていました。学生も安定志向になっているので、公務員を志望する人は多かったです。
但し、建築学科を卒業して「建築技術者枠」で公務員になりたい方は、募集枠に注意。採用予定人数は少ないです。
- 採用予定人数 2人
- 申込者数 7人
土木学科との違い。土木系技術職の募集枠は、建築の約10倍近く
一方、土木技師枠はかなり多いです。
まず、土木系技術職員の採用予定人数は多いです。例えば、ある県の採用予定人数をチェックすると、建築が「2名」に対して、土木は「19名!」
およそ10倍。この19名という数字は、他の採用人数と比べても多い。行政の50名に次ぐ採用人数です。
さて、土木構造物のほとんどが公共の構造物で、大規模なものです。例えば道路、橋、ダムなど、市民のために必要で大規模なものが多いですよね。
これらの公共物件は、国や自治体が計画を行います。だからこそ、土木系技術職は多くの人員が必要なのです。
土木系職員は、募集枠が多く倍率は低い
僕が土木をおすすめする、もう1つの理由。それは、土木系職員の募集枠は多い上に、倍率が低いんです。島根県を例にすると、こんな感じ。
- 採用予定人数 19人
- 申込者数 31人
最終的な合格者数は15人ですが、それでも倍率が50%。2人に1人は合格できる計算です。
一方、建築系技術職の倍率は
- 採用予定人数 2人
- 申込者数 7人
概ね30%です~。3人に1人も合格できない計算。要するに土木の方が、圧倒的に合格しやすいんです。
そもそも土木学科のOBに公務員が多い
先に説明した2つの理由により、土木学科にはOBに公務員が多いのが特徴です。就職活動を行うときOBの情報は大事です。
最近は、大学が就職活動の情報を蓄積して、後輩が活用できるように、まとめている場合も。また、OB訪問をして公務員の実際を知ることができます。
ともかく、公務員のOBが多い学科は、公務員になりたい人にとって天国です。土木学科には、公務員になりやすい環境が整っていると言えるでしょう。
まとめ
今回は、建築学科を卒業して公務員に就職できる?公務員に就職した先輩、土木学科との違いについてお話ししました。建築学科を卒業して公務員に就職することは可能です。ただし募集枠は少ないので注意してください。一方、
- 土木系技術職の採用人数は、建築の10倍程度。
- 土木系技術職率は、2人に1人合格できる計算。
- 土木学科は公務員のOBが多い。
就活でお悩みの方は、下記も参考になりますよ。