建設と建築の違いは？サルでもわかる根本的な違い

ども、Tです。

建設と建築って何が違うの、という質問を一般の方から聞かれることがあります。

建築業界にいる僕らからすれば「え？何で知らないの？」レベルなんですが、これが一般の方の認識です。

今回は、建設と建築の違いは？サルでもわかる根本的な違いについてお話しします。似たような関係で「建築士と建築家の違い」は、下記をご覧ください。

建設と建築の違いはこんな感じです。

詳しく解説します。

「建築は、建物に関すること」。この一言で説明できます。

建築とは、建物に関することです。つまり橋やダム、道路は建築では無いです。建物ではないからね。建築とは、例えば住宅、ビル、図書館、美術館など。

冒頭で「説明します」と言った割には、大したこと言っていません。まぁ、それほどシンプルな意味なんです。

一方、建設は「建築と土木の両方に関すること」。建築は、先に述べたように「建物に関すること」です。実は土木を一言で説明する方が難しいのですが、「市民が利用するインフラ」でしょうか。

道路、ダム、川、橋とかね。

ちなみに、土木を英訳すると「Civil engineering」。Civilは、まさしく「市民」を意味する言葉。土木≒市民工学なんですね。

建築に関する仕事は、主に建築物を建てるための「設計」「監理」「施工」があります。その他、これらの仕事に関わるサービスも含みます。

例えば建築物を建てる際、必ず日本の建築基準法に合致している確認を行います。この確認業務を行う民間業者もいるのです。

さらに細かく分類すれば、建築に関わる職種は本当に多種多様です。たった１つの電球も、家の明かりを照らす建築に関する仕事。つまり、建築のお仕事は建物に関すること全般です。

建設の仕事は言葉の意味そのまま。建築と土木、両方の仕事です。

今回は、建設と建築の違いは？サルでもわかる根本的な違いについてお話ししました。まとめると、

です。その他、建築家と建築士の違いも分かりにくい、という声を頂きます。下記をご覧ください。