労働のこと

隈研吾に学ぶ、世の中の空席を見つけ勝つ方法

僕は建築が嫌いです。

いや、元々はそれなりに好きだったんだけど、仕事を続けるうちに疑問を感じ、5年目を超えたころ「建築が嫌いだわ」とハッキリ言えるようになりました。

と言いつつも、建築という壮大なモノづくりは客観的に素晴らしいし、それをやってのける建築家のパワーも凄い。

 

嫌な敵から学ぶことは沢山あるんですよ。

ということで今回は、新国立競技場の設計で著名な隈研吾氏に学ぶ人生の生き方について、考えました。

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常に世の中の空席を探せ!

隈氏のキャリアの積み方は、普通の建築家とは違います。隈氏は東京大学建築学科の大学院を修了した後、自信の就職先を大手組織設計事務所の日本設計に決めました。

同世代がアトリエ系の事務所へ行くのを脇目に、「社会に揉まれるため」という理由だったそう。

東京大学大学院建築意匠専攻修士課程修了(1979年[8])。在学中は、芦原義信、槇文彦、内田祥哉、原広司らに師事。同級生には小林克弘(首都大学東京教授)や大江匡(建築家)、村田誉之(大成建設)がいた。

大学院で修士論文を書いていた時期に、同級生の多くが当時話題の新鋭・安藤忠雄に憧れていた。その逆を行くことを自身は選択してアトリエ系事務所ではなく、社会にもまれるためにと大手設計事務所の日本設計に就職。

同世代が安藤忠雄氏に憧れる一方、隈氏はその逆を行こうと決めている点に、彼の「空席を探す」一面が伺えます。

 

日本はダメだな、と感じて道が開けた

次に見て欲しいのは、チームラボ猪子×隈健吾という異色対談の一幕。猪子氏による「なぜ海外で仕事をするようになったのか」という質問から始まります(http://kkaa.co.jp/about/staff/)。

隈 ~1つはね、日本で90年代にバブルがはじけた後に仕事がなかったから、その時に「ああ、このままもう日本はダメだな、建築は」と思ったんですよ。

単に建築に仕事がないだけじゃなくて、なんとなく建築嫌いみたいな世の中の風潮があったと思うんだけど、要するに公共建築はお金の無駄遣いだとか~

それで、これはやっぱり日本でそういう時代なんだろうと。たぶんそれは高度成長で建築を造りすぎちゃったからで、その後も建築嫌いの時代が続くだろうから、当分もう日本はダメだな、って感じだったので。

それで海外で講演に呼ばれたりなんかしたら、無理にでも行って話してきたりとか。それで、中国で『竹の家』っていうのを造ったのがね、わりと海外にバーっと広まるきっかけだったんだけど。

その後、隈氏は一年の半分を海外で過ごす、という繁忙振り。事務所のHPを見て驚いたのは、所員の人数です。

100人超もの所員がTOKYOオフィスにいて、これはもう「アトリエ規模ではないな」と。大アトリエ設計事務所です。

 

コンクリートは安藤氏がやっている。伊藤氏の建築は好きだがやりたくない

隈氏の講演会動画をみると、よく安藤忠雄氏について語られます。

隈氏の中で安藤忠雄は大きな存在だけど、彼の道つまりコンクリートによる設計は歩みたくないと考えました。

 

また安藤氏と同世代の建築家である伊藤豊雄氏の建築もやりたくない。

自分に残されたのは、木を使うことではないか。すごく省略しましたけど、隈氏はこう考えたわけです。

 

一見、我が強くて天邪鬼な隈氏ですけど、この考えは建築家じゃない僕たちにも参考になります。つまり、「他人と外れる道」を選ぶことが実は成功の秘訣だったりするのです。

誰もやったことない、まだ誰も座っていない席を見つけて座ること。さながら椅子取りゲームみたいですが、世の中はまさにそうです。

 

話はズレますが、牛丼屋の吉野家は一番最初に始めたから偉いんですよ。あれが、3社か4社目に初めた企業だったら、あそこまで大きくなっていません。

さて、見事空いている椅子を見つけた隈氏は、新国立競技場の設計者に選ばれましたね。

選ばれた案は、彼が特徴にしている木の建築ですよ~。

 

まとめ

  • まだ誰も座っていない席を見つけろ。
  • 他人と違うことをしてみる。

隈氏から学べる人生の生き方ですね。

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