労働のこと

建設業を土曜日が当たり前に休める産業にするために、できること。

ども、tyazukeです。

建通新聞の社説より、抜粋しました。

社説 適切な工期の確保

『土曜日を当たり前に休める産業にしたい』、労働者の処遇を改善し、ひいては建設産業の魅力を向上させたいとの思いは業界の誰もが普通に抱いている思いであろう。

とな。毎回、素晴らしい社説ありがとうございます。そうですね。第三者目線から見ると、土曜日の確保は当たり前。普通に抱いている思いです。でも、当の建設業界人は、

土曜日働くのは当たり前

くらいに思っています。もちろん、こうした就労環境を改善する施策はこの数年間で講じられています。が、まだまだ休日の確保が足りていません。とりわけ職人さんの休日は少ない。

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職人さんの休日事情

なんと、現場職人さんの休日で4週4休しか確保できない現場は全体の約半分!に上っています。4週6休以上を設定した現場であっても、計画通りに取得できたのは4割弱にとどまります。

そりゃ、職人さん人手不足にもなるわ・・・。今、東京オリンピックで人手不足とか何とか騒いでいますが、この現状をつくったのは建設業界そのものですね。

で、職人さんが4週に6日休めない理由が『工期が厳しい』ということ。この意見が8割を占めるのです。

 

積算上2日の休日を組み込んでいるのだが・・・?

積算上、土日の休日を組み込んでいるにも関わらず、実際は4日しか休みがない現状。なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?それは、準備工事の精査や条件明示の不整合のようです。これは僕たち、設計者や積算する方の認識の甘さがありますね。

机上の仕事と、実際の現場は仕事の進むスピードが違うのだ、ということを理解しなければ。設計者が、この日数で工事できるでしょ?といっても、実際に体を動かすのは、『人間』ですから。思っているように動かないのは当然。

 

このように、工程に関する受発注者間認識のズレが休日を圧縮しているのです。例えば、

準備工事と後片付け期間でその傾向が顕著だ。例えば、工期約37カ月のトンネル工事の場合、積算工程(受注者が過去の経験値から類推)と実際の工程では準備工事で2カ月、後片付けで1カ月の乖離(かいり)が生じていたという。

のように、机上の計算と実際の工事日程で、1~2ヶ月のズレがありました。いや、本当に問題ですよ。建設業界の要は職人さん。建築は職人さんが作るのですから。

 

そのためには、『設計者の読みの甘さ』を正す必要があるなぁと思いました。これまでのスケジュールは、職人さん達が4週4休での成果なわけで。諸先輩方の『この期間あれば大丈夫だろう!』は当てにならん

工程は、普段決めているスケジュールの+1ヶ月を基準にしましょう。

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