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中堅組織設計事務所の3つの特徴、大手に転職できる可能性

建築屋さんの転職事情

ども、Tです。

あなたは

  • 「中堅の組織設計事務所の実態を知りたい」
  • 「中堅組織設計事務所から大手に転職可能?」

と思っていませんか。

僕は中堅の組織設計事務所に5年間勤めています。5年間も事務所にいると実態が分かるんですよね。

そこで今回は中堅組織設計事務所の3つの特徴と、大手に転職できる可能性についてお話します。下記の記事も参考にしてくださいね。

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中堅組織設計事務所の3つの特徴

僕が働いて感じた特徴は、この通り。

  • お給料が少ない
  • 面白い建築物を設計する機会が少ない
  • 転職が多い

それぞれ解説しますね。

お給料が少ない

中堅の組織設計事務所に勤めていますが・・・お給料は少ないです。僕の初任給ですが基本給は18万円です(院卒)。

もっと高いと思ってた?

毎年、昇給はあってちょっとづつ給料も増えます。でも大幅アップは望めないですね・・・。

事務所の先輩たちが毎年のように転職するんですが、1番の理由は「給料が少ない」でした。

僕も給料少なくて年収アップに必死。こちらの記事も参考になりますね⇒MIIDASで適正年収を調べたら、年収が1.7倍に増えた件

面白い建築物を設計する機会が少ない

「雑誌にのる建築物を設計するんだ!」

と息巻くあなた。

中堅の事務所だと、その機会は圧倒的に少ないですよ。

面白い建築物の設計って、大体がコンペやプロポーザルで勝ち取るものです。

 

でも、やっぱり大手には勝てないことが多いんですよね。

とりあえず日建設計が最強だけど、大手なら他の事務所でも日本の目玉建築物に携わる機会が多いですね。

 

ところで、大手と中堅の建築物って明らかに違いませんか?

「あ~コレは大手だわ」「この建物はどう見ても中堅」というように、パッと見で判別可能だと思うんです。

中堅の建築物は、何となく、もたついている感があります。屋根のデザイン1つ見ても、洗練されたデザインじゃないですね。

建築物の最低限の機能を満足させて、クレーム無く、無難に設計したい、という感じ

良く言えば、手堅いということなんだけど。目にはとまらんわな。

 

良い建築物は緊張感があります。どう成立しているの、という驚きがあります(日建設計のホキ美術館とかね)。

日建設計のディテール集。本になるほどスゴイんです⇒ 日建設計のディテール―伝承される理念と技術の展開

転職が多い

転職がめちゃくちゃ多いです。冗談抜きで、僕も本当にびっくりしています。

僕が入社した頃の、当時若手の先輩が8割もいません(笑)繰り上がりで、僕がいつの間にか中堅扱いですよ。

大手に転職できる可能性

結論から言うと「可能」ですね。実際に、僕の先輩が大手組織設計事務所に転職しました。

転職は、就活と違って「実力、業績」で評価されます。企業から学歴ブロックされることも少ない。

就活で入るより楽だと思うので、「大手に入りたい!」という夢がある方は、中堅⇒転職大手というルートでもいいかも。

大手の転職は、この記事も参考になります⇒ 組織設計事務所へ転職したときの待遇・年収と、転職に役立つおすすめサービス

まとめ

今回は中堅組織設計事務所の実状と、大手への転職について説明しました。学生の方には悔いの残らないように就活して欲しいですね。

こちらも参考にどうぞ

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