建設業界のこと

ホテル事業も手掛ける沖縄の大手企業「國場組」【勝手に会社紹介 第一回】

昨日、仕事に目途がついた午後8時頃。ふと目に入った名刺の山々。5年間、それなりに仕事をしてきましたが(けっして頑張ってはない)、それでもこんなに名刺が沢山あったんだ、と驚きました。

もちろん1つ1つが違う会社。建設業界に携わる会社って多いんですね~。

でも、名刺を見返してもほとんどが貰っただけ。一期一会の出会いが活かされていないというか。

まぁ、いつもだったらそれで終わりなんですけど、ブログのネタにも最近困っていることだし、僕ももっといろんな会社のことを知りたい!って思いました。

だから、やります。会社紹介。

第一回は、沖縄の大手企業「國場組」について(紹介する会社は、僕の持っている名刺とは全く関係ありません)です。

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沖縄県の大手ゼネコン「國場組」基本データ

まず國場組の基本情報を知っておきましょう。注目すべきは、なんといっても、沖縄県の企業では、大手と言っていい規模。創業は昭和6年で資本金は15億円、従業員数185名(男165名、女20名)。

給料は、沖縄の平均初任給16.2万円以上の17.7万円

沖縄は内地よりも総じて給料が低いのですが、それは國場組も変わりません。しかし、平均初任給16.2万円に対して、1.5万円も多い。

もちろん東京と比べると5万円くらい低いのですが・・・。まあ、東京の連中は10万以上かけて沖縄にくるのですし、それだけ魅力的な県に住めるのなら、この給料でも我慢するって人も多いでしょう。

 

リゾートホテルを子会社にもつ地の利を活かした経営戦略。

僕が感銘を受けたのは、地の利を活かした経営戦略。沖縄は日本で唯一の常夏リゾート地ですね。それを活かしたリゾートホテルは数多くありますが、「ザ・テラスホテル」が国場組の子会社だったのは、調べて初めて知りました。

ホテル業と建設業は全く違う業種ですけど、新しいホテルを建設する際は、自社が施主であり施工者です。テラスホテル側が支払う建設費用は、元々親会社が出資している分もあるわけですし、いずれ回収できる「投資」になるでしょうね。

また、子会社のホテル建設を自社施工で行うなら工期や工事面で融通がききそうです。

近年、観光業は景気が良い話が続いています。特にインバウンド(海外旅行者)の増加が大きな要因ですが、日本の二大観光地「京都」、「沖縄」はもっと人気が高まるでしょうね。

 

建設業だけじゃない。グループ会社の多さ。

ホテル業だけじゃありません。株式会社沖縄建材は、その名の通り建材屋さん。国場組がCMとして母体になるのですが、自社の建材メーカーを通して材料発注もできる。

また、ムーンホテルズアンドリゾーツ株式会社は、国場組が経営する別のホテル会社。昨今のリゾートブームの好調を伺わせます。

他にも、ゴルフ場経営やら設備関係やら何やらと。手広くグルーブ会社を経営していますね。

 

一級建築士が意外と少ない19人

一方、気になったのは一級建築士の少なさ。185人中、19人しか一級持ちが居ない・・・。おそらく管理者がほとんどかと。構造一級持ちは0だったので、構造設計は自社でやっていないみたいですね。

設計は、意匠設計のみで、あとほとんどが施工管理で食っている会社です。まぁ、本来のゼネコンの姿ですね。

 

サラリーマンも参考になる1つの本業に対して複数の仕事(副業)を持つこと

国場組の業態をみていると、あぁサラリーマンにも通じる部分があるなあと思いました。それは、本業の建設業に対してホテル経営という第二の柱を持っていること。

実は、国場組は一度経営難に陥っています(ウィキペディア抜粋)。しかし、先に述べたように沖縄のリゾート建設需要が増加もあって経営再建を完了しました。

銀行への借入金返済の一時停止や、1999年6月には創業者一族の取締役が退任するなどの事態が生じたが、本社ビルや関連事業を子会社(ザ・テラスホテルズ)に売却する他、2000年に開催された九州・沖縄サミットが開催された万国津梁館会議棟・回廊棟を施工するなどし、近年では沖縄のリゾート建設需要が増加していることから2007年3月に経営再建をほぼ完了したと発表された。

もちろん、会社と個人では経済規模も全く違うのですが・・・ニ足のワラジ、ではなくてワラジを何種類も用意して、時にはワラジを履き替える、そんな姿もありだなと思いました。

それでは。

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