ども、Tです。今回も沖縄の会社を紹介します。
その名も、「屋部土建」さん。
大抵、大きな会社は大きな都市に属しているものですが、屋部土建さんは名護市を本社に構える会社。しかし従業員数は251人と大所帯です。社員の資格をみると、測量士やら水産工学技士など、建築より土木の技術力が高い会社だとうかがえます。
「土建」さんの名前が良い証拠ですね。また、船舶免許や潜水士の資格を持っている方もみえるようで、僕の知っているゼネコンじゃない感が半端ないです。水産資源豊富な沖縄ならでは。沖縄つながりで下記もご覧くださいね。
ホテル企業を4社も経営。観光業にも注力する会社。
屋部土建は、元々が建設業ですがホテル企業を4つも経営しています。他にも住宅専門の不動産業など。多角経営が光ります。
そのため、これらを統括する「ゆがふホールディングス」を持ち株会社として設立しました。
以前紹介した国場組もホテル経営をしていましたが、他の地方ゼネコンには無い発想ですよね。
逞しい、と思いますし建設業で食えないなら別の業種にチャレンジする、という精神は見習いたいですねぇ。現実、建設業よりも観光業の方が成長性ありますし、インバウンドの効果も期待大。
一方、建設業はオリンピック需要がありつつも、その後は不況が予測されますし、そもそも沖縄の建設業にとってはオリンピック需要なんて全く関係ないですからね。
期待できる初任給は18.5万(大卒)
前回紹介した国場組と比較すると、さらに0.8万円多い。沖縄の新卒平均給与と比較すれば、2.3万円も!
船を14隻保有。難関資格の測量士の保有者10人!
まず自社で船を14隻も保有していることに驚きました。もちろん漁業用ではなくて、コンクリートポンプ船など、建設工事用のもの。
例えば堤防とか、生コンを製造する工場が無い地域に輸送するとき重宝されます。また、建築士より難関資格の測量士を持っている方が10人も!
合格率は5~10%の国家資格ですからね・・・。過去の実績をみても、大規模な土木工事や新石垣空港など国家のインフラを担う会社でした。
それにしても沖縄は、日本にありながら飛行機でしか移動手段のない世界。内地の大手ゼネコンが参入できない世界だなあと思いましたね。
全国の建設系学生の皆さんどうですか?
沖縄が好きな人なら、沖縄で定職を得て安定して暮らせる生活は憧れですよね。屋部土建さん給料も良いし、おすすめ。
もちろん、沖縄出身学生を優遇するかと思いますが。沖縄は建築学科が少ないので、県外でも実力ある学生ならチャンスはありますよ。下記もご覧ください。