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建築士や設計事務所のイメージは?業界に7年いてわかったウソとホント

建築屋さんの転職事情

ども、Tです。あなたは

  • 「建築士や設計事務所のイメージは?」

と思っていませんか。僕は建築設計事務所で7年間働いていました。そこで働いてみて、世間が思う「建築士」「設計事務所」のイメージと実際が大きく違うことに気づいたんです。

今回はそんな経験を元に、建築士や設計事務所のイメージは?業界に7年いてわかったウソとホントについてお話します。建築士の年収が知りたい方は、下記も参考になりますよ。

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建築士や設計事務所のイメージは?業界に7年いてわかったウソとホント

世間が持つ「建築士」「設計事務所」のイメージが嘘か本当か判断しました。こんな感じです。

  • ① 建築士は勝ち組・・・ウソ
  • ② 建築士は高給取り・・・ウソ
  • ③ 建築士に設計を頼むと作品をつくられてしまう・・・ウソ
  • ④ 建築士はとっつきにくい・・・ホント
  • ⑤ 設計事務所は設計料が高い・・・ホント

それぞれ解説しますね。

① 建築士は勝ち組・・・ウソ

世間の方は「建築士=勝ち組」という印象があると思います。しかし、これはウソです。中にはそういう方もいるので全てウソでは無いですが、大半の建築士は勝ち組とは言えません…。詳細は下記にまとめました。

② 建築士は高給取り・・・ウソ

これもウソですね。弁護士や医師と年収を比較すると大分差があると思います。建築士の平均年収は600万円くらいですが、弁護士と医師の平均年収は1000万円超えますからね。

全然高給取りじゃないですよ。むしろ年収300万円とかの低賃金建築士もいますよ。建築士の年収は下記をご覧ください。

③ 建築士に設計を頼むと作品をつくられてしまう・・・ウソ

これはウソです。メディアで紹介される建築家は一部の人間です。巨匠と呼ばれるデザイナーは、日本建築界でも本当にひと握り。むしろ、彼らは一般住宅の設計はしません

多くの建築家は、作品を創ろうという意識よりも『住む方』を意識して設計しています。

この点は、安心して良いですよ。奇抜な作品を設計する人は極わずかですから。どうしても気になるなら、依頼する建築家の設計事例を確認しましょう。

建築家といえば安藤忠雄ですよね。詳細は下記をご覧ください。

④ 建築士はとっつきにくい・・・ホント

残念ながら本当です。建築家になる人は、こだわりが強いので近寄りがたい雰囲気があります。スマートな服をきて、口ひげを蓄えて・・・。僕も建築業界にいますが、建築家は、とっつくにくいですよ。

但し、お客様に対しては柔和な態度だと思います。それができない建築家には、設計を依頼しないように。

⑤ 設計事務所は設計料が高い・・・ホント

確かに設計事務所に頼むと高くなります。その分、オリジナルな設計を提案してくれます。その点は、クオリティとコストのバランスに折り合いをつけると良いですね。

そもそもハウスメーカーが安くなる理由は、ほとんどが建売住宅だからです。建売住宅は大量生産型の住宅で、間取り等ほとんど決まっています。『設計』に関する手間が一切無いわけです。

一方、設計事務所に頼むと『自由設計』になります。1から全てを決めるのですから、時間もかかります。予算と工期に余裕があって『こだわりが強い人』は設計事務所への依頼をおすすめします。

各地域に必ずと言っていいほど設計事務所はあります。インターネットで検索すれば、HPもでてくるでしょうね。

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