ども、Tです。あなたは
- 「設計事務所のボーナスはいくら?」
- 「そもそも設計事務所はボーナスある?」
と思っていませんか。安心してください。僕は中小の組織設計事務所に勤めていますが、ボーナスは貰っています。
組織設計事務所になるとボーナス有の会社がほとんどだと思います(もちろん業績次第ですが)。但し、設計事務所全体で言うと・・・ボーナスの無い会社もあるかも。
今回は、僕の経験を元に設計事務所のボーナスはいくらか、その調べ方、あなたの年収がUPしない理由についてお話しします。
下記の記事も参考になります。
設計事務所のボーナスはいくら?
まずこちらを見てください。日本で一番大きな設計事務所の年収データです。
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大学院卒の2年目でボーナスが、基本給の3倍くらいですね。平社員なので査定額は低めだと思いますが、2年目の数字なので大分良いですね。
画像は無いですが、大手設計事務所の三菱地所設計は、大学院卒の5年目で140万円(基本給の5倍)でした。
大手設計事務所のボーナスは、かなり良さそうです。
次に大手よりランクが下の設計事務所(大建設計)のボーナスを調べました。
大学院卒の4年目で120万円(基本給の約6倍)です。これも悪くない数字です。
では、グンと設計事務所のランクを下げます。中堅レベルの設計事務所だとボーナスはどうなるか・・・。転職会議を使えば同じように調べられるのですが、不名誉なことなので会社名は控えます。
なんと
ボーナス0円
でした(但し基本給は30万円以上)。※どんな会社か気になる方は、転職会議を無料登録して調べましょう⇒ 100万件以上の口コミで失敗しない転職。転職会議
ちなみに僕が勤めている会社は中堅組織設計事務所ですが・・・一応ボーナスはあります。こんな感じです。
- 基本給 22万円(大学院卒5年目)
- ボーナス 40万円(夏、冬の合計で1.8ヶ月)
前述した中堅設計事務所に比べると、ボーナスあるだけマシですが年収320万円くらいなので、結構底辺ですね。
以上、設計事務所の規模別でボーナス額をまとめます(大学院卒、平社員を想定)。
- 大手設計事務所 基本給の3~5倍以上
- 準大手設計事務所 基本給の3~5倍以上
- 中堅設計事務所 ボーナス無し又は基本給の1~3倍以上
- 個人設計事務所 ボーナス無し又は基本給の1~3倍以上
会社規模を考えると、個人設計事務所の場合、ボーナス無しの可能性も高いと思います。
当然、上記の限りでは無く、各事務所ごとにボーナス額が違う点も注意しましょう。
設計事務所のボーナスの調べ方
設計事務所のボーナスの調べ方ですが、おすすめは転職会議という転職口コミサイトを使うことです。大体の設計事務所の情報がでてくるので重宝します。
使い方は簡単です。まず、100万件以上の口コミで失敗しない転職。転職会議をクリックします。右上の無料会員登録に進んでください(gmailやyahooメール、facebookのアカウントを持っていると簡単)。
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あなたの年収がUPしない理由
日本の会社の多くは、実力で給料を査定するシステムでは無いです。例えばアメリカの企業は、年齢関係なく実力に応じて翌年の報酬が決まります。
一方、日本の会社は、年齢に応じて給料が増えていきます。その考え方はこうです。
二十代前半の男性は、結婚もしない独身が多いです。そのため、生活にかかる維持コストは少なくて済みます。1人暮らしですから家賃も少なく、食費も1人分です。
それが30代や20代後半になると、結婚して子供が1人いても普通です。
生活の規模は大きくなって、部屋も1kでは狭すぎます。将来、子供が増えることも見越して2LDKとか広めの部屋にするのでしょう。3人暮らしなら、1人暮らしの3倍近く生活コストがかかります。
部長や次長クラスの50代になると、住宅を購入してローンを支払っている最中かもしれません。子供は成長し、大学にも通わせています。大学進学は最もお金がかかるイベントの1つ。生活コストは最大になるでしょう。
以上のように、年代別で生活維持コストは高くなります。年功序列制は、この生活コストの上昇に伴って、給料を高くする仕組みなのです。
つまり、仕事のできない部長が給料高いなんて当たり前なんです。それは仕事の対価として賃金を決めているわけではなく、生活コストに応じて賃金を支払っているからです。
実際に、僕はこれまで、何人もの先輩が退職や転職する後ろ背中をみてきました。先輩方の話を聞くと、ほとんどの方が、『給料が上がらない、給料が少ない』と言っていました。
昨年辞めた先輩は、社内でも一、二を争うほど仕事が出来る人でした。ある年、先輩の担当する物件が鬼のように多く、毎日10~11時過ぎまで仕事をする日々。
実施設計が忙しい中、プロポやコンペも手伝うほど活躍したのです。先輩も、ボーナスを期待したのでしょう。しかし結果は・・・昨年と変わらず。
『今年こそ、ボーナスが増えると思った』と陰口のように呟いた姿が印象的です。その翌年、先輩は大手組織設計事務所へ転職しました⇒ 中堅組織設計事務所の3つの特徴、大手に転職できる可能性
皆さんは、先輩の転職を『当然だろ』と思うでしょうが、役員連中は驚いていました。まさか先輩のような中堅社員(35才)がキャリアアップを考えているとは思わなかったようです。
年収を上げる方法は?
特別な方法を想像されたら申し訳ないのですが、年収を上げたいなら、とにかく情報収集するしか無いです。
前述したように、設計事務所ごとで年収やボーナスは違います。大手、中堅という括りで年収は判断できません。
ただ1つ注意点を上げるなら、転職サイトのみで判断するのは危険です。転職サイトの企業情報は、企業の良い点しか書いて無いからです。
そこで役立つのが、前述に紹介した転職口コミサイトです。
実際に働いた方の口コミ、残業時間、年収、ボーナスのデータが全部書いてあります。これを使わない手はありません。
僕は転職会議を使いました。気になる企業の口コミは大体書いてあります。もちろん利用は無料です。
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