給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 公衆衛生概論 問3 を解説(供給する側と受ける側が逆)

平成26年度 問3は、水道法における水道の定義に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。水道用水供給事業は、水道事業者に対して用水を供給する事業です。

肢は「水道事業者からその用水の供給を受ける事業」として、向きを逆にしています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 末端まで導管によって飲用に供する目的で水を供給する施設は水道である
2 ○(正しい) 自ら掘った井戸を水源とし、工事現場等の仮設給水施設として設けられた施設は水道の定義に含まれない
3 ×(誤り) 水道用水供給事業とは、水道により、水道事業者からその用水の供給を受ける事業である、としています。水道事業者に対してその用水を供給する事業です
4 ○(正しい) 水道事業から受ける水のみを水源とし、受水槽の有効容量の合計が10m³以下の施設は簡易専用水道に含まれない

選択肢3のポイント(ここが誤り)

用水を出す側か、受ける側か

事業 水の向き
水道用水供給事業水道事業者に対して用水を供給する
水道事業一般の需要に応じて水を供給する

名前に「供給」と入っているとおり、出す側です。

水道事業者は、そこから用水を受け取って、家庭などに配ります。

この肢は矢印の向きだけを裏返しています。

選択肢4の10m³は「含まれない」側

受水槽の有効容量の合計 簡易専用水道か
10m³を超える簡易専用水道
10m³以下含まれない

この肢は「10m³以下は含まれない」と書いていて、正しい向きです。

詳細は専用水道と簡易専用水道の違いとは?100人・20m³・10m³の分かれ目で扱っています。

選択肢1と2は「導管」と「仮設」

施設 水道にあたるか
末端まで導管で飲用に供する目的で供給する水道である
工事現場等の仮設給水施設水道の定義に含まれない

導管でつながっていることと、臨時のものでないことが分かれ目です。

覚え方

  • 水道用水供給事業=水道事業者に対して用水を供給する事業。受ける事業ではない
  • 矢印の向きだけを裏返してくる。名前の「供給」が手がかり
  • 受水槽の有効容量の合計が10m³以下なら簡易専用水道に含まれない
  • 工事現場等の仮設給水施設は水道の定義に含まれない

理解度チェック

Q.

水道用水供給事業とは何か。

水道により、水道事業者に対してその用水を供給する事業です。

Q.

受水槽の有効容量の合計が10m³以下の施設は。

簡易専用水道に含まれません。

Q.

工事現場の仮設給水施設は水道か。

水道の定義に含まれません。

> 公衆衛生概論のほかの論点は公衆衛生概論のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問3=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 水道法第3条(用語の定義)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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