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構造設計

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構造設計

3人の構造家と1人の研究者と会った話。

社会人になりたてのころ、構造家と構造系研究者が集まる会食に参加したことがあります。なぜ、自分がそんな高尚な場に呼ばれたのか、と言えば大学院時代の先生が数合わせに呼んでくれたのです。 その会食は、それは凄まじいメンツが揃っておりまして、...
構造設計

杭頭補強筋の定着長さはどうやって決めている?

ども、Tです。 皆さん杭頭補強筋の定着長さをどうやって決めていますか? 杭頭を固定とするためには、杭を所定の長さ埋め込む方法と、杭頭補強筋を基礎部に定着させる方法があります。 で、杭頭補強筋を基礎部に定着させるとき...
構造設計

片持ち梁のハンチ部は断面算定を忘れないように。

意匠上の納まりで先端を絞ってほしい、と言う要望があります。鉄骨でもRC造でも有りうることなのですが、案外忘れがちなのがハンチ部の断面算定です。電算に入力すれば、ハンチ部を考慮して断面算定してくれます。 しかし手計算で行う場合、うっかり...
構造設計

増打ちによる水勾配があるスラブの、固定荷重の考え方について

例えば屋根、1階の床は集水する目的で水勾配をつけます。構造設計の実務をしてらっしゃる方は、当たり前に知っている事実かと思いますが。 このとき、大抵は増し打ちで勾配を付けることが多く、その分余計に荷重をみます。水勾配をつけるため、当然、...
構造設計

降伏比は何を意味するのか?SS400をルート3で使って良い?

SN材(建築用鋼材)は降伏比の上限規定しています。 なぜか? 皆さんご存知のように、降伏比が大き過ぎるとエネルギー吸収の観点で不利だからです。おさらいですが、降伏比とは降伏強度/破断強度の値。 なぜ、こんなものが必要か、も...
構造設計

鋼の降伏とは何を意味するのか?

現代の構造設計は、終局強度を考慮した設計が当たり前になってきました。部材の塑性を考慮し、地震力をいかにエネルギー吸収できるか、という観点で設計するのです。 では、具体的に「降伏」とは何を意味するのでしょうか。 そりゃあ、降伏強度...
構造設計

角鋼管柱に小梁を取り付ける時の、支点間距離の考え方

鉄骨小梁を計算するとき、スパンは皆さんどう設定していますか? 小梁は普通、大梁に対して設けます。ですから、通り芯で計算する人、大梁芯で計算する人など、様々です。 以前外注さんには高力ボルト芯で計算されている方もいました・・・。で...
構造設計

構造計算における定性的な性状を覚えることの重要性

先日、古いRC規準(1988年版)を読んでいました。耐震壁が回転するときのD値の計算方法について。ざっくり説明しますと、耐震壁は基礎固定のときと基礎が回転する場合ではD値が全く違う、ということ。 で、その計算方法が親切に書いてあるので...
構造設計

基礎が回転する耐震壁のD値の考え方について

普通、建物の基礎は固定で計算します。ここで言う固定は「固定端」のように、支点が曲げモーメントを伝達する意味とは違います。 基礎固定とは、鉛直荷重や水平荷重に対して「変形しない」ことを意味します。基礎固定として良い根拠ですが、上部構造に...
構造設計

大きい柱は弱い、小さい柱は強い?

構造設計をしている方なら、架構を見ただけでどこに力が集まりそうか、大体検討が付くものです。原理的には剛性が大きくかかわっていて、剛性の高い部材には力が集まり、剛性が低い部材には力が流れにくい。それを経験的に理解できるようになります。 ...
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