Kindle Unlimitedで建築系雑誌や電子書籍を無料で100冊以上読んだ話

設計監理とは?設計の仕事、給料との違い

建築学生の就活

ども、Tです。

現在学生で、就活中のあなた。就活中、気になる会社の応募要項に、設計監理という言葉を見つけませんでしたか。

設計職は大手設計事務所で募集ないのに、設計監理なら募集している。あるいは、自分が通う大学でも採用実績がある

では、設計監理は設計とどう違うのか。どんな仕事でしょうか。今回は、設計監理の仕事内容、必要な資格について比較し、考えます。建築士の年収は下記もご覧ください。

中小規模の設計事務所の年収は?おすすめできない理由5つ

スポンサーリンク

設計と設計監理の仕事内容の違い

ここでは設計と、設計監理の仕事内容の違いについて説明します。

設計の仕事

設計の仕事はご存知のように、建築物の図面・計算・計画、それらに関する打合せや資料作成を行う業務です。

設計、というとずっと図面を描いているように思いますが、そうではありません。むしろ図面を描く作業は設計職の一端に過ぎません。

建築家の坂茂氏によれば、

「私の仕事は9割が人と話すこと、もう1割がデザイン」

と言っています。

新人の頃は、図面を描くよりも雑務の方が多くなるのではないでしょうか。

設計監理の仕事

設計監理の仕事は、設計者が描いた図面通りに施工が行われるかチェックする業務です。まずは設計図を理解し、現場へ行きます。

現場の定例会議に出席し、その都度打合せなどを行って進捗状況を確認します。このとき、合わせて施工が設計図通りに行われているか確認、あるいは違っていたら設計者へ報告するなど対応が求められます。

 

元々の設計図が意図せず間違っていることも多々あります。そんなとき、施工者に対応を求められるので設計者の判断を仰ぎましょう。

また試験立ち合いや、現場で問題が起きた時、出向くことも設計監理の重要な仕事です。それに加えて監理日誌の作成など、日々行う書類作成もあります。

 

これは個人的なイメージですが、設計監理の仕事は施工管理に近い印象があります。もちろん、職人さんを統括するわけでは無いのですが、事務所にこもってデスクワークをする仕事ではありません。

とにかく外へ出ることが多い仕事です。

設計と設計監理のお給料の違い

では、設計と設計監理では給料に違いが表れるのでしょうか。拍子抜けするかもしれませんが、違いはありません。※出世の具合で給料に差がでる可能性はあります。もし、給料に差が出るんじゃないか、と悩んでいるなら大丈夫ですよ。

ちなみに建築設計の年収は下記をご覧ください。

まとめ

今回は、設計と設計監理の違いについて考えました。元々設計事務所の花形職業は、設計ですよね。

よって設計監理の仕事は人気がありません。現に、僕がいる事務所でも監理は慢性的に人手不足らしいです。大手でもそんな状況だと思うので、新卒でも空きがあるのかも。

就活でお悩みの方は、下記も参考になりますよ。

タイトルとURLをコピーしました