藤村龍至が唯一無二の存在に成れたメディア戦略

建築学生の就活

ども、tyazukeです。

建築家の藤村龍至氏は、SNSを上手に使ってブランディングに成功している建築家だと思います。もちろん中身が伴ってのことですが、「上手いなぁ」と思います。

今回は、藤村龍至さんのメディア戦略について考えていきます。藤村龍至氏については、下記の書籍を読むとよくわかります。

なお、有名建築家にはSNSは必須です。詳細は下記をご覧ください。

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「いかにも建築家」というスタイルを創りあげた

僕が藤村さんを初めて見た(ネットの写真だけ)とき、「いかにも新進気鋭の建築家だなぁ」という印象を受けました。

長い髪を結って、口には髭を蓄え、黒縁の眼鏡をつける。小奇麗なシャツと細身のパンツに身を包む、あのスタイル。

 

彼は、このスタイルが好きだからやっているかもしれませんが、あのスタイルが、いかにもな建築家像と個性を僕らに植え付けます。

「名前と顔を覚えてもらう」なら十二分に効果があるでしょう。

 

もし、藤村龍至氏があの風貌じゃなくて、普通のスーツ姿に身を包み、ネクタイを締めていたら、多くのメディアに取り上げられることも無かったでしょう。

メディア戦略において、スタイルはとても重要です。個性的な風貌であれば、メディアも面白がって取り上げてくれます(何度も言いますが、実力が伴ってのことです)。

 

近代建築の重要人物、コルビュジェはあの特徴的な丸眼鏡があったからこそ、メディア受けも良かったと思います。

SNSの波に上手く乗った

僕が学生の頃、日本にtwitterのサービスが進出してきました。それまでSNSと言えば、日本産のmixiが主流でしたが、あっという間に広まったのを覚えています。

あの頃、アンテナの感度が良い人は、すぐにSNSを自己表現のツールとして上手く利用していました。

藤村氏もその一人です。彼は今でもtwitterを利用していますが、本当にマメに使いこなしています。フォロワーも多い。SNSは、現代に生きる建築家なら必須アイテムです。

異様な存在を上手く利用した。

彼の存在は、良い意味でも悪い意味でも異様です。元々は都市計画系の研究室にいたし、設計事務所勤務無しで独立しています(但し、大学院で転科され、塚本研究室で設計の実務経験は積んでいた、と思われます)。

これまで誰も歩んでこなかった建築家の経歴は、メディア受けは良いです。普通の人より特殊な人の方が沢山記事が読まれるからです。

安藤忠雄が一躍スターダムに上り詰めましたが、理由の一端に「元プロボクサーで、独学で建築を学んだ」という点もあるでしょう。メディアが好きそうな情報です。

まぁ僕も安藤氏は好きなんですが笑。彼の書いた本は、モチベーションの上がるものばかりです。

メディア先行か、実作品先行のどちらが重要か?

上記に書いたように、藤村さんは批判の的や議論の対象になることも多いでしょう。おそらく、「藤村はメディアばかり出ていて、実作品が少ない。あいつは建築家と呼べるのか」とか。

多くの実務者としては、実際の設計に携わることなく批評や理論だけで、突き進む藤村さんを疎ましく思うこともあるでしょう。

 

外から見る限り、彼は華やかに見えますからね。

でも僕は、藤村龍至さんがメディア先行だとしても、それは建築家として生きる戦略の1つだと思うんですよ。

 

数年真面目に働いて、血反吐をはいて、キチンと事務所を構え、着々と実力を積んでいって・・・みたいなステレオタイプの建築家像があるのかもしれません。

 

でもこれからは、益々実作品を設計する機会は少なくなります。

建築家は、実際の設計にこだわるのではなく、アンビルドの作品を議論したり、建築の理論を提唱したり、まちづくりに携わるなど、「設計しない建築家」が増えてもいいですよね。

まとめ

今回は、藤村龍至が唯一無二の存在に成れたメディア戦略についてお話ししました。建築家にとってSNS、ウェブサイトによる情報発信は必須です!

まだまだ知名度の低い若手建築家は、必須アイテムだと思います。藤村龍至については下記をご覧ください。

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