フランクゲーリーが『98%の建築はクソだ。』と言ったので糞じゃない建築でもみましょうかね。
カラトラバの信念は、『石を吊るだけでも表現になりうる』ということ。つまり、構造が目立つぜ!なんですね(ちょっと違うか・・・)。
この辺は、先日書いた記事を見てもらえば、わかるかと思います。
カラトラバ「石を吊るすだけでも表現方法になりうる。」
何のことだ、と思われたかもしれません。
「石を吊るすだけでも表現方法になりうる。」
実は、著名な構造家サンチャゴ・カラトラバの言葉なのです。日本には佐々木睦郎氏という構造家がいますが、スペインにはカラトラバあり。
彼が生み...
これはスビスリ橋。スペインのバスク地方、ビルバオにある橋です。スベスリはバスク語で白いという意味。鋼橋です。
なんて美しいでしょう。建築ではありませんね。どこか、自然物のような美しさ、荘厳さ、壮大さ。そんなものを感じます。
コンサートホールのアウディトリオ・デ・テネリフェ
ベルギーのリエージュにある駅、リエージュ=ギユマン駅
もういっちょ。
生き物のようです。
芸術科学都市のレミスフェリック。プラネタリムやシアターです。
素晴らしい構造物の数々、有機的で人工物と感じさせない雄大さ。
彼が建築家ではなく、構造計算もしっかりこなす構造設計者ということが驚きです。僕なんか、普通の建物を設計するだけでも『ひぃひぃ』言っているのに・・・。
彼の想像力は水平線のようにどこまで続いているようです。今後の活躍に、もちろん期待ですね。
(最後は笑顔のカラトラバ)
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