令和7年度 学科試験1 問17は、給水装置工事の検査に関する問題です。4つの記述の正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはイだけです。使用開始前に行う項目に耐久試験を混ぜている点が誤りになります。
行うのは管内の洗浄と通水確認、そして水質の確認です。耐久性は給水用具そのものの性能基準(10万回の開閉)の話で、現場で試験するものではありません。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢1(ア=正/イ=誤/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 主任技術者は竣工図等の書類検査及び現地検査により、給水装置が構造・材質の基準に適合していることを確認します |
| 2 | ×(誤り) | 使用開始前に行うのは洗浄・通水確認・水質の確認で、「耐久試験」は含まれません。耐久性は給水用具の性能基準の側の話です |
| 3 | ○(正しい) | 通水確認は各給水用具からそれぞれ放流し、水道メーター経由の確認、吐水量、作動状態等について確認します |
| 4 | ○(正しい) | 現地検査では逆流防止のための給水用具の設置、適切な吐水口空間の確保、クロスコネクションがないことなどを確認します |
現場でやることに耐久試験は入りません。
使用開始前に行うのは、管内の洗浄、通水確認、水質の確認です。通水確認では各給水用具から放流し、水道メーターを経由しているか、吐水量や作動状態は正常かを見ます。
耐久試験は、給水用具が満たすべき性能基準の側にあるものです。弁類について10万回の開閉操作を繰り返した後も所定の性能を保つことを求める試験で、製品の認証段階で行われます。現場で竣工時に行うものではありません。
現地検査で見る項目は、逆流防止に集中しています。吐水口空間が確保されているか、逆流防止の給水用具が付いているか、クロスコネクションが無いか。いずれも水を汚さないための確認です。
検査を請求する権利は給水装置の検査とは?請求する相手は誰か、耐久性能基準は耐久性能基準とは?10万回の開閉と適用される弁類で扱っています。
給水装置の使用開始前には何を行うか。
管内の洗浄、通水確認、水質の確認です。耐久試験は含まれません。
現地検査で確認する逆流防止に関する項目は何か。
逆流防止のための給水用具の設置、適切な吐水口空間の確保、クロスコネクションがないことなどです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月