給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成25年度 公衆衛生概論 問2 を解説(導水は原水、送水は浄水)

平成25年度 問2は、水道施設とその機能の組み合わせの問題です。4つの組み合わせから不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。導水施設は取水した原水を浄水施設まで導く施設です。

肢に書かれているのは送水にあたる内容です。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 取水施設=水道の水源から原水を取り入れる
2 ○(正しい) 浄水施設=原水を人の飲用に適する水に処理する
3 ×(誤り) 導水施設=浄水施設を経た浄水を配水施設に導く、としています。これは送水施設の内容です
4 ○(正しい) 配水施設=一般の需要に応じ、必要な水を供給する

選択肢3のポイント(ここが誤り)

導水と送水は運ぶものが違う

施設 運ぶもの どこからどこへ
導水施設原水取水施設 → 浄水施設
送水施設浄水浄水場 → 配水池

浄水場より手前が導水、後ろが送水です。

肢は「浄水施設を経た浄水を」と書いているので、浄水場より後ろの話になっています。

令和3年でも、導水施設に同じ説明を当てた組み合わせが誤りになっています。

令和5年は同じ導水施設を「取水した原水を浄水場に導く」と正しく書いていました。

水道施設は6つ

施設 機能
取水施設水源から原水を取り入れる
貯水施設水道の原水を貯留する
導水施設取水した原水を浄水施設まで導く
浄水施設原水を人の飲用に適する水に処理する
送水施設浄水場から配水池まで送る
配水施設一般の需要に応じ、必要な水を供給する

この6つの順番どおりに水が流れます。

導水と送水は、この並びのどこにあるかで区別できます。

詳細は水道施設とは?導水と送水はどこが違うのか・6つの施設を整理で扱っています。

覚え方

  • 導水施設は原水浄水施設まで/送水施設は浄水配水池まで
  • 浄水場より手前が導水、後ろが送水
  • ★「浄水施設を経た浄水を配水施設に導く」を導水施設に当てた肢は誤り(h25問2・令和3年)
  • 水道施設は6つ=取水・貯水・導水・浄水・送水・配水

理解度チェック

Q.

導水施設は何をどこへ運ぶか。

取水した原水を浄水施設まで導きます。

Q.

送水施設は何をどこへ運ぶか。

浄水を浄水場から配水池まで送ります。

Q.

水道施設6つを挙げよ。

取水施設・貯水施設・導水施設・浄水施設・送水施設・配水施設です。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成25年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問2=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 水道法第3条第8項(水道施設の定義)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 厚生労働省「水道施設設計指針2012(抜粋版)」(PDF)。導水施設・送水施設・配水施設の役割と構成は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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