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柱符号、梁符号の付け方について

構造設計

柱符号、梁符号の付け方悩みますよね。あまり細かく分けると施工性が悪くなります。荒く符号をつけると経済性が悪いです。

皆さんはどうやって符号をつけていますか?今回は符号について考えていきます。

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負担面積の違いで分けます。

柱、梁でも負担面積の違いで分けています。負担面積が大きい梁から1⇒2⇒3・・・というように。だから僕が符号をつけると若い符号が部材断面が大きくなります。

 

柱の場合、真ん中、端、隅で分けています。

僕は柱符号をつけるとき、最低でも3つ分けています。真ん中の一番軸力を受ける柱がC1,端の柱がC2、隅柱がC3です。

 

梁符号はX方向とY方向で符号の桁を分ける。

僕はX方向の梁をG1⇒2・・・と付けます。そしてY方向はG11⇒12・・・です。こうすればXとY方向の違いが瞬時にわかりますし、図面の部材リストも纏めやすい。

ここでも符号の若い順で部材断面が大きくなります。梁符号は柱符号よりも難しくて、規則性のない梁は積極的に符号を分けるようにしています。

 

最近の傾向は、符号を少なくすること。

昔はとにかく経済設計で符号を細かく分けていました。が、最近は職人事情も変わってきて施工性を優先して符号を少なくします。施工を簡単にした方が、職人さんの人工も減って結果的に安く仕上げることができるのでしょう。

 

小梁は部材断面が分かるようにしてます。

あと小梁符号は部材断面が分かるようにしてます。これは結構気に入っている符号の付け方です。例えば、梁成が500だったらB50というように。梁符号をみて梁成をイメージできるので図面がわかりやすいです。

一方、大梁は部材断面が変更になる可能性が多くて、上記の付け方だと何度も修正があって煩わしいです。

 

シンプルなのが一番。

僕は符号もシンプルなのが一番だと思います。あまり細かくわけるより少し荒くても符号が少ない方が。もちろん、あきらかに荷重が違って梁成が変えられそうな場合は分けますけどね。

誰がみてもわかりやすい符号の付け方を習得したいものですね。

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