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一貫計算プログラムの違いで部材がNGになる?

構造設計

一貫計算プログラムの計算式に違いがあるって面白いですよね。ソフトの違いでOK,NGになります。ですから、ソフトの扱いには注意しないと。何も知らないでデフォルト設定にしておくと、別のソフトではNGということになります。

今回は、ソフトの違いで部材がNGになる?ということを考えていきます。

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SS3は安全側の仕様になっている。

前回、二軸曲げの件で説明したようにSS3は柱の断面算定が単純加算です。一方、別のソフトをみると二乗和の平方根だったりします。この差はとても大きい。SS3以外のソフトで断面算定した柱は、SS3で計算するとNGということですから。

 

SS3は初心者向け?のソフトだと思う。

入力方法がマウス入力で視覚的にもわかりやすく、デフォルト設定も安全側になっています。これは初心者にとても優しいソフトです。設計者の能力が低くても大方問題ないのは良いことです。

ソフトの使いやすさも◎ですが、Q&Aと解説書の充実度が非常に高くていいです。サポート面の充実は、僕みたいな初学者には嬉しい。

 

ギリギリで設計しない方がいい。

ソフトの違いでNGにならないように、ギリギリで設計しないように心掛けたいです。せめて検定比0.90は欲しいですよね。1割以下の余裕度だと、ソフトの違いでNGになる可能性がありますから。注意しましょう。

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