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地震の被害は天災じゃなくて人災だ、と言う話

構造設計

ども、Tです。

日本は地震国です。地震によって大きな被害を受けた歴史があります。だけど、それは建物が崩れて瓦礫の下敷きになったとか、建物が燃え広がったという被害です。

 

2011年の東日本大震災では地震によって原発建屋が大きな被害を受けましたね。

これらは元々、建築が無ければ起こりえない災害。つまり人災です。今回は、地震は天災ではなく人災だという話について。

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地震の被害が人災だ、は人間中心の考え方

特に建築関係者に多いのですが、「地震による未曾有の大災害」という言い方。しかし、地震によって人が傷つくわけではなく、地震で建物が壊れることで被害が起きます。

 

これは案外忘れがちですが、僕は重要なポイントであると思います。建築ありきの世界で、人間中心に考えれば地震は天災でしょうが、もっと違う発想ができないかなと。

 

地面が揺れるだけ(地震)なら被害は少ない

例えば建築が一切なくて、地面が揺れるだけなら、地震の被害は少ないでしょう。地割れが発生するとか、土砂が落ちてくるなどの被害は避けられませんが、それ以外の被害は無い。

 

「そんな前提は非現実的だ。」「建築が必要ないなら、お前はどうやって暮らすつもりだ」と言われるかもしれません。

では、軽い「テント」はどうでしょうか。地震が起きても、地面が揺れるだけ。テントが倒れたとしても、被害は無いでしょう(その代り台風は大変ですが)。

 

建築の目指すべき姿は、究極的に言えば「テント」でも良いかも、と思うのです。

 

壊れない建築より、建築ナシで壊れる物が無い、という発想

つまり、「壊れない建築」より「建築ナシで壊れる物が無い」という発想へのシフトが重要かもしれません。

もちろん建築が不必要だとは言いません。やはり防犯、環境、意匠的な面で建築は必要ですし。ただ地震で建物が壊れ、人が被害を受ける。

 

何だか自業自得なことをやっている、とも思えます。

両方を満たす建築は無いものか。建築的な機能を満たし、地震で地面が揺れてもテントのように被害を受けない建築。

未来の建築の姿だと思います。

 

まとめ

  • 地震の被害が人災だ、は人間中心の考え方
  • 地面が揺れるだけ(地震)なら被害は少ない
  • 壊れない建築より、建築ナシで壊れる物が無い、という発想
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