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面倒な計算はExcelで!作ると便利な計算プログラム5つ。

構造設計

構造計算では必ず行う計算があります。と、いうよりルーティンワークのほうが多い。始めの与条件を整理すれば、あとは決まりきった計算を行うだけ。

鉛直方向の応力計算は固定法。水平方向の応力計算はD値法です。二次部材は境界条件をピンか剛か設定し、荷重に対してC,M,Qを算定すればいいです。

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架構の計算は電算プログラムがあるから楽

最も架構の計算は、便利な電算プログラムがあるわけだから、いちいち剛比を設定して云々という必要はないです。部材断面を適切に入力し、計算条件を適宜チェックすればOKとなります。

だから、架構の計算は時間がかからない。特に決まりきった矩形の建物であれば1日あれば入力が完了できす。計算のチェックも数日あれば。

むしろ、面倒なのは二次部材とか、追加検討的なチェック。下記にエクセルでシートを作っておくと便利な計算を紹介しますね。

 

・地耐力の算定(直接基礎)

計算式が、3項に分かれていて非常に長い。それぞれの係数も計算式が面倒なのでN値と基礎の断面諸条件を入力すれば地耐力が算定されるシートを作ると便利。

 

・横補鋼の計算

これは、ほとんどの構造屋さんが自作シートを作っています。決まりきった計算の上に非常に面倒。

ボルトを増やしてOKにする場合と火打ち材を使う場合で2種類作って多くと便利。

 

・小梁の計算

市販のソフトで便利なものがあるから皆さんそれを使用します。私は、そのソフトの存在をしらず1年目は手計算、2年目は自作のエクセルシートで小梁の計算をしました。

・ねじれの検討

コンクリート断面だけでねじりに対応できる式と、配筋を増やす式の2本立てでRC規準に明記してあります。

これも決まりきった計算のため、応力を入力すれば判定できるソフトを作っておくと便利。

 

・スリーブ補強の検討

非常に面倒な計算の1つ。やる気の出ない計算で、それでも梁貫通は部材の構造性能を低下させる恐れがあるので計算シートにしておこう。

 

まとめ

他に色々とありますが、このくらいで。業務スピードを上げるには決まりきった計算を迅速に終わらせる方法を考えましょう。

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