構造計算は単純ミスをいかに減らすかが大切です。
実は僕も単純ミスが非常に多い。自分でも自覚していないミスが後になって判明します。これが積算や計算内容に影響あるなら、なんとしてでも防ぎたいですね。
会社が大きいとチェック体制がしっかりしている。
会社が大きい所だと、チェック体制がしっかりしています。大抵、物件を1人でやるより3人以上のチームを組みます。僕がいる小さな事務所だとそうはいきません。
チェックは大抵、部長の照査1回でほとんど終わりです。この照査を抜ければ図面はほぼ完成しています。部長のチェックを受けるまでに不整合やミスを減らしておかないと、後の修正が非常に難しくなります。
僕の失敗例
僕の失敗例で図面の提出1週間前にチェックを受けました。が、あまりにも図面が酷い出来、ほとんど部長が断面を勘で決めて再計算するという間抜けなことに。
その後、自分なりのチェックリストを作って計算しています。
図面のチェックは紙に打ち出そう。
図面のチェックは必ず紙で出しましょう。面倒でも必ず紙に明記します。例えば伏図の符号を1つ直せば連鎖的に軸図と詳細図に影響します。
キャドデータの操作ではそこまで意識しません。必ず紙でチェック、それを元にキャドデータを直すという二重の修正が必要です。