労働のこと

『拓新産業』と『未来工業』にみるホワイト企業の共通点とは。

おはようございます。今朝、久々に夢をみました。先輩から額面68万という給与明細を見せてもらう話。

『え!先輩こんなに給料たかいの?!』そう思ったところで目が覚めました。現実は甘くありませんね。

ハハハ・・・(遠い目)

・・・

・・・お金ほしいなあ!ちくしょう!

それか!、休みをくれ!

そんな出勤15分前という絶望の中、超優良企業を僕は見つけたのでした。

続く(バタッ)。

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出勤15前に見つけた超優良企業

あと15分で出勤という絶望の中、超優良企業を見つけました。しかも建設業で、構造設計業ではないけれど。その名は『拓新産業』、福岡にある超優良企業です。主に建設機材の販売会社みたいです。

この会社が他社と最も違う点、それは経営理念にベスト・バランスを掲げていること。はてさて、ベストバランスとは?↓

●社員にとって、「働きやすい職場環境」を作る
当社は平成元年から、
完全週休二日制・有給休暇の完全消化・残業ゼロ・休日出勤ゼロ を
実現させています。
将来も安心して、安定した生活設計が立てられる企業づくりを目指しています。

●当社にとって、「変化に耐えられる強靭な体質をもった企業」(強い会社)

●地域にとって、利益の一部を早良地区へ、平成8年より継続的に寄付
このことから早良商工会では、「地域社会福祉活動復興基金」として福祉事業へ取り組みが
開始されたほか、当社がきっかけとなり地域内で寄付の輪も広がりました。

これからも、この三つの課題を解決していきます。

ということ。なんて素晴らしい会社なの。

こりゃあ、ベストバランスです。ベストバランス評論家として最優秀ベストバランサーの称号を授与したいくらい。ベストバランスという単語は初めて聞きましたが、とんでもなくベストなバランスであることは分かりました。

拓新産業さんは平成元年から、完全週休二日・有給の完全消化・残業ゼロ・休日出勤ゼロを実現している会社!業界総ブラック企業の社長さんたちは驚くでしょうね。

そもそも拓新産業さんも昔は残業や休日出勤がありました。まあ、そりゃそうだ。業界の連中はそれが常態化していて、土曜日平気で電話してくる輩もいる。『拓新産業』でも当時の幹部連中は、残業禁止・休日出勤禁止に反対だったそうです。

・・・幹部連中まじで老害(笑)!

結果、休みは多い方がいいだろう?という『究極の当たり前』に帰結して、ベストバランスを追求した拓新産業の社長さん、あっぱれ。あれこれ考える前に『やってみること』この実行力は大事ですよね。うちの会社も思い切って残業禁止!にして欲しい。

さて、日本にはホワイト企業がもう1つ存在します。それが日本未来工業。これは建設業ではないけどね。テレビでも紹介される機会があるので、皆さんご存知の方が多いかも。

岐阜県に本社を構える電気設備資材の製造販売業を営む会社。なんだ、よくあるブラック中小企業じゃないかと思ったあなた。とんでもない。これ以上ない超優良ホワイト企業なんです。未来工業社長のホワイト発言がこちら↓。

■上司が部下に思想ややり方を押し付けることはNG
■従業員はすべて正社員
■改善提案制度 -提案を出せば500円、いい提案なら最高3万円
■5年に一度の会社全負担の海外への社員旅行
■年間休暇140日 (有給休暇除く)
■社員旅行でクイズ50問に正解したら半年間の有給休暇を与えられる
■育児休暇3年
■社員の平均年収600万
■上司への「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」禁止

いいですね~。年間休暇が140日なのが良い、しかも有給休暇を除いて?!5年に一度の海外旅行もポイント高い、会社全負担なら行きたいです。社員の平均年収も600万以上。そりゃあ、仕事に精が出ますよね。

 

拓新産業と未来工業のホワイト共通点

ホワイト企業を2つ並べたら共通点が浮かび上がってきました。それは、

  • 社長がホワイトである。

本当にこれだけじゃない?会社ってのは上手な舵取りがいてこそ前に進める。舵取りはすなわち社長です。舵取りを誤って船を転覆、乗員を溺死させることもあります。一方で、舵取りが上手いホワイト社長は前へ前へと船を進めます。つまり、企業のホワイトと社長のホワイトは同義語と考えても良いのです。

少なくとも、拓新産業と未来工業の共通点を考えたとき、社員大優先じゃないですか。これってホワイト思考じゃないと出来ない。普通の会社なら、

お客様第一⇒残業・休日出勤OK⇒プライベートないぞくそったれえ!⇒会社・仕事辞めたい。⇒適当に仕事やろう⇒会社の推進力弱まる。

こうなりそう。でも、ホワイト社長が経営する会社は、

会社の発展⇒会社の原動力は社員⇒社員が幸せになるには?⇒休み多くするか!⇒残業なし・休日出勤なし!⇒普段の仕事に活力⇒最初に戻る

こうなる。

少し贔屓目にホワイト企業のマインドをいい感じに書いたのだけれど、ブラック企業にありがちな『お客様第一!』という出発点は、間違っているのでは?と思うのです。お客様は神様論でいくと、どう頑張っても社員が不幸になる未来しかない。社員が不幸になれば会社も不幸になる。これは当然のことです。一方、ホワイト企業のマインドは、社員の幸せ第一であること。

社員の幸せを最優先に考えれば、結果として社員は会社のために尽くそうと考えるし、普段の仕事に活力をもって臨むことができる。それが、会社の発展につながっていくと思うのです。

ところで、ホワイト社長に見えていて、ブラック社長に見えていないもの。それは『身内=社内の人間』ではないでしょうか?お客さんの顔色ばかり気にして、社員の顔色を気にしていない。現場で実際に働いているのは社員なのだから、社員の幸せ無くして良い成果物は出てきません。給料・休日を減らしてイイことは全くないことを、ブラック社長は知るべきです。

社員の幸せを最優先に考える会社が成功しているのは事実です。さらに、給料を上げるより休みを増やす試みの方が会社として『可能』だと思います。業界総ブラック企業の建設企業、特に設計事務所は『社員の幸せを最優先』に考えることから出発しませんか?

僕はそう思いますよ。

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