給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和7年度 給水装置施工管理法 問56 を解説(注意灯は200mで保安灯は150m)

令和7年度 学科試験2 問56は、建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく交通保安対策に関する問題です。5つの記述のうち、不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは注意灯の視認距離です。夜間200m前方から視認できる必要があり、100mでは足りません。

この分野は数値が集中するので、似た数字を並べて覚えるのが確実です。

※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。

正解:選択肢4(不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 工事を予告する道路標識・標示板等は、工事箇所の前方50mから500mの間の路側又は中央帯のうち視認しやすい箇所に設置します
2 ○(正しい) 埋め戻したのちやむを得ない理由で段差が生じた場合は、5%以内の勾配ですりつけます
3 ○(正しい) 通行を制限する場合、1車線なら車道幅員3m以上、2車線なら5.5m以上とします
4 ×(誤り) 注意灯は「夜間200m前方から視認できる光度」が必要です。「100m前方」は誤りです
5 ○(正しい) 工事用の諸施設を設置する場合、周囲の地盤面から高さ0.8m以上2m以下の部分は通行者の視界を妨げないよう措置します

選択肢4のポイント(ここが誤り)と数値の整理

灯りの数値が2つあります。

灯り 視認距離 設置
保安灯夜間150m前方さく等に沿って高さ1m程度
注意灯夜間200m前方交通量の特に多い道路で、標示板に近接した位置。回転式か点滅式の黄色又は赤色

令和7年は注意灯を「100m」として誤りにしました。保安灯の150mと取り違えないよう、保安灯150・注意灯200と並べて覚えます。

ほかの数値も同じ問題に集まっています。

  • 工事を予告する道路標識=前方50mから500mの間
  • 段差のすりつけ=5%以内の勾配(「10%以内」は令和4年・令和5年とも誤り)
  • 車道幅員=1車線3m以上/2車線5.5m以上
  • 視界を妨げない範囲=地盤面から0.8m以上2m以下
  • 歩行者用通路=幅0.90m以上・有効高さ2.1m以上

詳細は建設工事公衆災害防止対策要綱とは?公衆災害に当たるのはどれか、移動さくは移動さくとは?間隔をあけない理由で扱っています。

覚え方

  • 保安灯150m注意灯200m。令和7年は注意灯を100mとして誤り
  • 道路標識・標示板=前方50mから500mの間の路側又は中央帯
  • 段差のすりつけ=5%以内(10%以内は令和4年・5年とも誤り)
  • 車道幅員=1車線3m以上/2車線5.5m以上
  • 視界を妨げない範囲=地盤面から0.8m以上2m以下

理解度チェック

Q.

注意灯は夜間何メートル前方から視認できる必要があるか。

200mです。保安灯の150mと取り違えないようにします。令和7年は100mとした肢が誤りでした。

Q.

工事を予告する道路標識はどこに設置するか。

工事箇所の前方50mから500mの間の路側又は中央帯のうち、視認しやすい箇所です。

Q.

段差が生じた場合の勾配は。

5%以内ですりつけます。「10%以内」とした肢は令和4年・令和5年のどちらも誤りでした。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和7年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問56=(4))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「建設工事公衆災害防止対策要綱の解説」令和元年9月(PDF)。道路標識等の設置位置、段差のすりつけ勾配、車道幅員、保安灯・注意灯の視認距離、視界を妨げない範囲は同要綱によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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