給水装置工事主任技術者 独学ガイド

  1. HOME
  2. 給水装置の構造及び性能
  3. > 令和2年度 問27

令和2年度 給水装置の構造及び性能 問27 を解説(10万回と零下20度で1時間)

令和2年度 学科試験1 問27は、給水装置の耐寒に関する基準の穴埋め問題です。ア〜エに入る数値の組み合わせから、正しいものを1つ選びます。

この問題のポイント

入るのは10万回・零下20度・プラスマイナス2度・1時間です。

この問題は、耐久に関する試験と耐寒に関する試験の2つが1文に入っています。どちらの数値かを分けて持てば決まります。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3(ア=10/イ=-20/ウ=2/エ=1)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ア=1/イ=0/ウ=5/エ=1
2 ×(誤り) ア=1/イ=-20/ウ=2/エ=2
3 正解 ア=10/イ=-20/ウ=2/エ=1
4 ×(誤り) ア=10/イ=0/ウ=2/エ=2
5 ×(誤り) ア=10/イ=0/ウ=5/エ=1

この問題のポイント(ここが正解)

2つの試験が並んでいます。

試験 条件
耐久に関する試験10万回の開閉操作を繰り返す
耐寒に関する試験零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後、通水する

イが決まれば選択肢は2つに減る

零下20度と書いてある肢は(2)と(3)の2つだけです。

次にアを見ます。(2)は1万回、(3)は10万回です。

開閉操作は10万回なので、この時点で(3)に決まります。

対象になる給水用具は5つ

この基準がかかるのは、屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所に設置されているもののうち、次の5つです。

対象となる給水用具
減圧弁
逃し弁
逆止弁
空気弁
電磁弁

すべての給水用具にかかるわけではありません。場所の条件と、器具の種類の両方で絞られています。

試験の後に確かめるのは、耐圧性能・水撃限界性能・逆流防止性能・負圧破壊性能の4つです。

詳細は耐寒性能基準とは?零下20度で1時間・すべての給水用具にはかからない耐久性能基準とは?10万回の開閉と適用される弁類で扱っています。

覚え方

  • 耐久=10万回の開閉/耐寒=零下20度±2度で1時間
  • ★決め方=零下20度で選択肢が2つに減り、10万回で1つに決まる
  • ★対象は減圧弁・逃し弁・逆止弁・空気弁・電磁弁の5つだけ。すべての給水用具にはかからない
  • 場所の条件=屋外で気温が著しく低下しやすい場所その他凍結のおそれのある場所
  • 試験後に確かめるのは耐圧性能・水撃限界性能・逆流防止性能・負圧破壊性能の4つ

理解度チェック

Q.

耐寒に関する試験の条件は。

零下20度プラスマイナス2度の温度で1時間保持した後、通水します。

Q.

耐久に関する試験の回数は。

10万回の開閉操作を繰り返します。

Q.

この基準の対象になる給水用具は。

減圧弁、逃し弁、逆止弁、空気弁、電磁弁の5つです。すべての給水用具にかかるわけではありません。

> 給水装置の構造及び性能のほかの論点は給水装置の構造及び性能のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和2年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問27=(3))によります。設問文が「正しいものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第6条、第7条(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • ※ 水道行政は2024年4月に厚生労働省から国土交通省・環境省へ移管されました。令和2年の出題にある「厚生労働省令」「厚生労働大臣」は、現行条文では国土交通省令・国土交通大臣(水質に関する事項は環境省令・環境大臣)です。
T

この記事を書いた人

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

▼令和2年度 給水装置工事主任技術者試験▼

▼カテゴリ一覧▼

T

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、一次資料にあたって整理しています。

Topへ >>