令和2年度 学科試験1 問25は、給水装置の逆流防止に関する問題です。4つの記述から、不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。プール等の波立ちやすい水槽は200mm以上で、100mmではありません。
「越流面から」という測り方も、「波立ちやすい水槽」という条件も正しく書かれています。数値だけが半分にしてあります。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | バキュームブレーカを設置する場合は、水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置に設置します |
| 2 | ○(正しい) | 浴槽に給水する場合は、越流面からの吐水口空間は50mm以上を確保します |
| 3 | ×(誤り) | プール等の波立ちやすい水槽は、越流面からの吐水口空間を200mm以上確保します。「100mm以上」とした点が誤りです |
| 4 | ○(正しい) | 逆止弁は、逆圧により二次側の水が一次側に逆流するのを防止する給水用具です |
数値は3つ並べて持ちます。
| 場所 | 越流面からの距離 |
|---|---|
| 浴槽 | 50mm以上 |
| プール等の波立ちやすい水槽、洗剤・薬品を入れる水槽 | 200mm以上 |
| バキュームブレーカ(水受け容器の越流面の上方) | 150mm以上 |
波立つ水面ほど、大きく空けます。水が跳ねて吐水口に届けば、逆流の道ができてしまいます。
この3つは、入れ替えの材料になります。
| 誤りとして出た形 | 出題年度 |
|---|---|
| プール等を100mm以上とする | 令和2年 問25 |
| 浴槽を200mm以上とする | 令和7年 問27 |
令和2年は大きいほうを小さくし、令和7年は小さいほうを大きくしました。同じ2つの数値を、両方向から入れ替えてきます。
逆止弁が止めるのは、二次側から一次側への流れです。名前のとおり、逆に流れるのを止めます。
詳細は吐水口空間とは?越流面から測る距離と呼び径ごとの数値とバキュームブレーカとは?圧力式と大気圧式の違いと150mm以上の根拠で扱っています。
プール等の波立ちやすい水槽の吐水口空間は。
越流面から200mm以上です。100mm以上とした肢は令和2年に誤りでした。
浴槽の場合は。
越流面から50mm以上です。200mm以上とした肢は令和7年に誤りでした。
バキュームブレーカはどこに設置するか。
水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月