平成30年度 学科試験2 問46は、給水管に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはエだけです。ステンレス鋼鋼管は、鋼管に比べて耐食性に優れます。
「ステンレス鋼帯から自動造管機により製造される管」という前半は正しく書かれています。最後の一語だけが裏返っています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢4(ア=正/イ=正/ウ=正/エ=誤)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 架橋ポリエチレン管は、耐熱性、耐寒性及び耐食性に優れ、軽量で柔軟性に富み、管内にスケールが付きにくく流体抵抗が小さい等の特長があります |
| 2 | ○(正しい) | 水道配水用ポリエチレン管は高密度ポリエチレン樹脂を主材料とし、耐久性・衛生性に優れますが、灯油、ガソリン等の有機溶剤に接すると管に浸透し水質事故を起こすことがあります |
| 3 | ○(正しい) | 耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管は、長期間、直射日光に当たると耐衝撃強度が低下することがあります |
| 4 | ×(誤り) | ステンレス鋼鋼管は、鋼管に比べると耐食性が優れています。「劣る」とした点が誤りです |
ステンレス鋼鋼管の特長は3つで一組です。
| 項目 | 向き |
|---|---|
| 耐食性 | 鋼管に比べて優れる |
| 強度 | 薄肉だが優れる |
| 重さ | 軽量で取扱いが容易 |
3つとも良い側です。だから1つだけ「劣る」と書いてあれば、そこが誤りです。
令和2年 問41にも、ステンレス鋼鋼管は「鋼管に比べると特に耐食性が優れている」と正しい肢として出ています。
| 書かれ方 | 出題年度と正誤 |
|---|---|
| 長期間の直射日光で耐衝撃強度が低下することがある | 平成30年・令和7年(正しい) |
| 直射日光に当たっても耐衝撃強度が低下しない | 令和2年・令和5年(誤り) |
改良されたのは衝撃に対してであって、日光に対してではありません。
| 管 | 接触させてはいけないもの |
|---|---|
| 水道配水用ポリエチレン管 | 灯油、ガソリン等の有機溶剤 |
| ポリブテン管 | 有機溶剤、ガソリン、灯油等 |
どちらも同じ向きの注意です。
詳細はステンレス鋼管とは?薄肉でも強度が優れる理由と波状管との違いと硬質ポリ塩化ビニル管とは?耐衝撃性・耐熱性との違いと接着後24時間で扱っています。
ステンレス鋼鋼管の耐食性は。
鋼管に比べて優れています。劣るとした肢は平成30年に誤りでした。
耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管は直射日光に強いか。
長期間当たると耐衝撃強度が低下することがあります。
水道配水用ポリエチレン管が接触してはいけないものは。
灯油、ガソリン等の有機溶剤です。管に浸透し水質事故を起こすことがあります。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月