平成29年度 学科試験1 問16は、各管種の継手及び接合に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断に、パイプカッター、チップソーカッター、ガス切断は使いません。
標準計画がこの3つを名指しで禁止しています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 銅管の25mm以下の給水管の直管部は胴継ぎとすることができる |
| 2 | ○(正しい) | ステンレス鋼管のプレス式継手は専用締付け工具を使用し、短時間に接合でき高度な技術を必要としない |
| 3 | 正解 | 管の切断にパイプカッター、チップソーカッター、ガス切断等を使用する、としています |
| 4 | ○(正しい) | ダクタイル鋳鉄管のNS形及びGX形継手は大きな伸縮余裕・曲げ余裕をとっており、継手の動きで地盤の変動に適応できる |
給水装置標準計画・施工方法 3.8(要旨)
管の切断は、自動金のこ盤(帯のこ盤、弦のこ盤)、ねじ切り機に搭載された自動丸のこ機等を使用して、管軸に対して直角に切断する。管に悪影響を及ぼすパイプカッターやチップソーカッター、ガス切断、高速砥石は使用しないこと。
「管軸に対して直角に切断する」の部分は正しく書かれています。誤りは工具の側だけです。
| 工具 | |
|---|---|
| 使う | 自動金のこ盤(帯のこ盤、弦のこ盤)、ねじ切り機に搭載された自動丸のこ機等 |
| 使わない | パイプカッター、チップソーカッター、ガス切断、高速砥石 |
ライニング鋼管は内側に樹脂の膜があります。熱や強い力を加える工具だと、その膜が焼けたり潰れたりします。
同じ肢は令和4年 問19、令和7年でも誤りとして出ています。
胴継ぎにできるのは25mm以下の直管部です。
この数字を書き換える形も作れます。銅管の接合は継手を使うのが基本で、胴継ぎはその例外にあたります。
詳細は給水管の接合とは?外面樹脂被覆継手と防食テープ・EF継手の離脱防止と銅管とは?遊離炭酸が多い水に適さない理由と胴継ぎ25mmで扱っています。
ライニング鋼管の切断にガス切断を使ってよいか。
使いません。パイプカッター、チップソーカッター、高速砥石も使いません。
正しい切断工具は。
自動金のこ盤(帯のこ盤、弦のこ盤)、ねじ切り機に搭載された自動丸のこ機等です。
銅管で胴継ぎにできるのはどこか。
25mm以下の給水管の直管部です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月