平成28年度 学科試験2 問56は、給水装置工事の施工管理に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。「維持管理に必要な要点が的確に記載してあれば簡単なものでもよい」とした点が誤りとして出題されています。
残る3つは、施工計画書に沿って動く手順をそのまま書いています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 施工計画書は維持管理に必要な要点が的確に記載してあれば簡単なものでもよい、としています |
| 2 | ○(正しい) | 品質管理項目と管理方法、管理担当者を定めて実施し、結果を記録にとどめ、実施状況を写真撮影して工事記録としてとどめる |
| 3 | ○(正しい) | 施工計画に基づく工程、作業時間、作業手順、交通規制等に沿って工事を施行し、必要の都度工事目的物の品質確認を実施する |
| 4 | ○(正しい) | 施工過程でチェックを行い、施工計画書のとおり進められているか、法令順守がなされているかを絶えず確認する |
施工計画書に書くのは7つです。
| 分類 | 記載する事項 |
|---|---|
| 体制 | 作業の責任を明確にした施工体制/有資格者名簿 |
| やり方 | 施工方法/品質管理項目及び方法/安全対策 |
| 備え | 緊急時の連絡体制と電話番号/実施工程表 |
維持管理の要点だけでは、この7つが埋まりません。
施工計画書は工事を進めるための書類で、維持管理のための書類ではありません。
品質管理については管理項目・管理方法・管理担当者を定めます。
結果を記録にとどめ、実施状況を写真に撮って工事記録として残します。
担当者まで定める点が、この記述の要点です。
| 肢 | 段階 |
|---|---|
| 2 | 計画書に定める(品質管理項目・方法・担当者) |
| 3 | 計画に基づいて施行する(工程・作業時間・手順・交通規制) |
| 4 | 施工過程で確認する(計画どおりか・法令順守か) |
定めて、そのとおり動いて、確認する、という流れです。
詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかと給水装置工事の品質管理とは?穿孔後に見る水質は5つで扱っています。
施工計画書には何を書くか。
施工体制、有資格者名簿、施工方法、品質管理項目及び方法、安全対策、緊急時の連絡体制と電話番号、実施工程表の7つです。
品質管理で定めるのは。
管理項目、管理方法に加えて管理担当者です。
品質管理の結果はどう残すか。
記録にとどめるほか、実施状況を写真撮影して工事記録とします。
> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています
法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月