平成28年度 学科試験1 問36は、給水装置工事主任技術者の職務に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはイだけです。ガス管、電力線及び電話線等の保安にも配慮が求められます。
「特に配慮は求められない」と、義務を消しています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢4(ア正 イ誤 ウ正 エ正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ア=求められる知識と技能は、工程の各段階で必要な技術的な知識・技能はもとより、供給規程に基づく工事着手までの手続きや竣工検査の手続き等多岐にわたる |
| 2 | ×(誤り) | イ=ガス管、電力線及び電話線等の保安については特に配慮は求められない、としています |
| 3 | ○(正しい) | ウ=製造業者等に性能基準に適合していることが判断できる資料の提出を求めること等により、基準適合品であることを確認したうえで使用しなければならない |
| 4 | ○(正しい) | エ=工事従事者の安全を確保し労働災害の防止に努めるとともに、工事従事者の健康状態を管理し水系感染症に注意して水道水を汚染しないよう管理する |
| 肢の部分 | 判定 |
|---|---|
| 通行者及び通行車両など、公衆に対する安全の確保を図らなければならない | 正しい |
| ガス管、電力線及び電話線等の保安については特に配慮は求められない | 誤り |
道路の下を掘れば、他の埋設物に当たります。
ガス管を傷つければ、給水装置とは関係のない事故が起きます。
この年度の問13でも、地下埋設物の近くを掘削するときは埋設物管理者の立会いを求めるという論点が出ています。
| 対象 | 何をするか |
|---|---|
| 工事従事者の安全 | 労働災害の防止に努める |
| 工事従事者の健康状態 | 管理する |
| 水道水 | 水系感染症に注意して汚染しないよう管理する |
健康状態の管理が水道水の汚染につながっています。
体調の悪い作業員が水に触れれば、病原体が入る可能性があります。
基準適合品であることは、資料の提出を求めること等により確認します。
確認せずに使ってはいけません。
製造業者が言っているから大丈夫、では足りないという趣旨です。
求められるのは技術的な知識・技能だけではありません。
供給規程に基づく工事着手までの手続きや、工事後の竣工検査の手続きも入ります。
詳細は給水装置工事主任技術者の職務とは?必ず現場に立ち会う義務はあるのかと自己認証と第三者認証の違いは?JIS適合品はすべて基準適合品かで扱っています。
他の埋設物の保安に配慮は要るか。
要ります。ガス管、電力線及び電話線等の保安にも配慮が求められます。
基準適合品はどう確認するか。
製造業者等に性能基準に適合していることが判断できる資料の提出を求めること等によります。
工事従事者について何を管理するか。
安全を確保して労働災害を防止するとともに、健康状態を管理し水系感染症に注意します。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月