平成27年度 学科試験1 問21は、逆流防止に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢4です。圧力式バキュームブレーカを「逆圧(背圧)がかかるところにも設置できる」とした点が誤りとして出題されています。
残る3つは、数値と原則の話です。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 大気式及び圧力式バキュームブレーカは、水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置に設置する |
| 2 | ○(正しい) | 呼び径25mm以下の給水管で浴槽に給水する場合、越流面からの吐水口空間は50mm以上を確保する |
| 3 | ○(正しい) | 水を汚染するおそれのある有害物質などを取扱う場所に給水する給水装置は、受水槽式とすることを原則とする |
| 4 | 正解 | 圧力式バキュームブレーカは逆圧(背圧)がかかるところにも設置できる、としています |
| 種類 | 付ける位置 |
|---|---|
| 圧力式 | 上流側(常時圧力がかかる配管部分) |
| 大気圧式 | 最終の止水機構の下流側 |
取付け高さは、どちらも越流面から150mm以上です。
選択肢1はこの数値をそのまま書いています。
化学薬品の製造業又は取扱業等、水を汚染するおそれのある有害物質を取扱う場所では、受水槽式とすることを原則とします。
受水槽でいったん受ければ、配水系統と縁が切れます。
逆流が起きても、配水管の側には及びません。
減圧式逆流防止器を設置する場合は、ごみ等により機能が損なわれないよう維持管理を確実に行う必要があります。
| 用途 | 吐水口空間 |
|---|---|
| 浴槽に給水するもの | 50mm以上 |
| プール等や洗剤・薬品を入れる水槽 | 200mm以上 |
同じ年度の問20では、この200mmのほうが問われています。
浴槽を200mmとした肢は令和7年に誤りとして出ています。
詳細はバキュームブレーカとは?圧力式と大気圧式の違いと150mm以上の根拠と吐水口空間とは?越流面から測る距離と呼び径ごとの数値で扱っています。
バキュームブレーカの取付け高さは。
水受け容器の越流面の上方150mm以上です。
有害物質を取扱う場所の給水方式は。
受水槽式とすることを原則とします。
浴槽に給水する場合の吐水口空間は。
50mm以上です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月