平成27年度 学科試験1 問20は、呼び径13mmの給水管からボールタップを通して給水している水槽を、事業活動に伴って薬品を入れる水槽として利用するときに確保すべき吐水口空間を選ぶ問題です。4つから適当なものを1つ選びます。
この問題は用途で数値が変わるところが要です。
呼び径だけを見て区分表を引くと外します。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 距離を100mm以上としています |
| 2 | ×(誤り) | 距離を100mm以上としています |
| 3 | 正解 | 200mm以上と25mm以上の組み合わせです |
| 4 | ×(誤り) | 200mmは合っていますが、もう一方を50mm以上としています |
| 用途 | 垂直距離 |
|---|---|
| 浴槽に給水するもの | 50mm以上 |
| プール等や、洗剤・薬品を入れる水槽 | 200mm以上 |
設問は「事業活動に伴って薬品を入れる水槽」なので、200mm以上です。
呼び径13mmの区分表の値(25mm以上)ではありません。
| 呼び径の区分 | 近接壁から吐水口の中心までの水平距離 | 越流面から吐水口の最下端までの垂直距離 |
|---|---|---|
| 13mm以下 | 25mm以上 | 25mm以上 |
| 13mmを超え20mm以下 | 40mm以上 | 40mm以上 |
| 20mmを超え25mm以下 | 50mm以上 | 50mm以上 |
呼び径13mmは「13mm以下」の行なので25mmです。
この問題は、用途で決まる200mmと、呼び径で決まる25mmの2つを同時に使います。
| 距離 | どこから | どこまで |
|---|---|---|
| 垂直距離 | 越流面 | 吐水口の最下端 |
| 水平距離 | 近接壁 | 吐水口の中心 |
用途で上がるのは垂直距離のほうです。
水平距離は呼び径の区分表のままです。
図には止水面と越流管が描かれていますが、起点は越流面です。
詳細は吐水口空間とは?越流面から測る距離と呼び径ごとの数値で扱っています。
薬品を入れる水槽の吐水口空間は。
200mm以上です。
浴槽に給水するものは。
50mm以上です。
呼び径13mmの水平距離は。
25mm以上です。「13mm以下」の区分に当たります。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月