給水装置工事主任技術者 独学ガイド

  1. HOME
  2. 給水装置の概要
  3. > 平成27年度 問50

平成27年度 給水装置の概要 問50 を解説(管種ごとに継手が決まっている)

平成27年度 学科試験2 問50は、給水管の接合及び継手の語句の組み合わせの問題です。4つの組み合わせから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正しい組み合わせは選択肢4です。

4つとも管種と継手の対応を聞いています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢4(ア=管端防食 イ=プレス式 ウ=RR エ=電気融着式)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 管端防食/スライド式/RR/熱融着式
2 ×(誤り) 金属/プレス式/EF/熱融着式
3 ×(誤り) 金属/スライド式/EF/電気融着式
4 正解 管端防食/プレス式/RR/電気融着式

選択肢4のポイント(ここが正解)

管種と継手の対応表

空欄 管の種類 入る継手
硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合管端防食継手
ステンレス鋼鋼管伸縮可とう式継手とプレス式継手
硬質ポリ塩化ビニル管TS接合とRR接合
架橋ポリエチレン管メカニカル式継手と電気融着式継手

アは切ったところが錆びるから

ライニング鋼管は、鋼管が強度を、内面のライニングが耐食性を受け持ちます。

ねじを切れば、そこだけ鋼が露出します。

だから管端防食継手あるいは管端防食コアが要ります。

詳細はライニング鋼管とは?管端防食が要る理由と強度・耐食性の分担で扱っています。

ウのRRはゴム輪のほう

接合の名前 方法
TS接合接着剤による
RR接合ゴム輪による

EFは水道配水用ポリエチレン管の継手で、硬質ポリ塩化ビニル管のものではありません。

選択肢2と3は、ここにEFを入れて外しています。

エは架橋ポリエチレン管の2色

架橋ポリエチレン管の継手は、管の作りで分かれます。

継手
白色・単層メカニカル式継手
緑色・2層電気式熱融着継手

詳細はポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理で扱っています。

覚え方

  • ライニング鋼管のねじ接合=管端防食継手/ステンレス鋼鋼管=伸縮可とう式とプレス式
  • ★硬質ポリ塩化ビニル管=接着剤のTS接合とゴム輪のRR接合EFを入れた肢は誤り
  • 架橋ポリエチレン管=メカニカル式と電気融着式
  • EFは水道配水用ポリエチレン管の継手。名前が似ていても管が違う

理解度チェック

Q.

硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合に使う継手は。

管端防食継手です。

Q.

硬質ポリ塩化ビニル管の主な接合方法2つは。

接着剤によるTS接合と、ゴム輪によるRR接合です。

Q.

架橋ポリエチレン管の主な継手2つは。

メカニカル式継手と電気融着式継手です。

> 給水装置の概要のほかの論点は給水装置の概要のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成27年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問50=(4))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。管種ごとの接合方法と継手の対応は同資料によります。
T

この記事を書いた人

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

▼平成27年度 給水装置工事主任技術者試験▼

▼カテゴリ一覧▼

T

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、一次資料にあたって整理しています。

Topへ >>