給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置の構造及び性能 問22 を解説(54kPaで3mmを超えない)

平成26年度 問22は、給水用具の逆流防止性能基準の数値の組み合わせの問題です。4つの組み合わせから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正しい組み合わせは選択肢3です。

静水圧が3kPaと1.5MPa、負圧破壊がマイナス54kPaで水位の上昇3mmです。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3(ア=3 イ=1.5 ウ=54 エ=3)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 3/1.5/3/54
2 ×(誤り) 1/3/54/3
3 正解 3/1.5/54/3
4 ×(誤り) 1/3/3/54

選択肢3のポイント(ここが正解)

2つの試験が並んでいる

試験 加える圧力 見るところ
逆流防止に関する試験3kPa及び1.5MPaの静水圧を1分間水漏れ、変形、破損その他の異常がないこと
負圧破壊に関する試験流入側からマイナス54kPa透明管内の水位の上昇が3mmを超えないこと

選択肢1と4は、ウとエの54と3を入れ替えてあります。

54は圧力(kPa)、3は水位(mm)なので、単位を見れば分かります。

3kPaと1.5MPaが2つある理由

圧力 想定している場面
3kPa(低い側)圧力差がほとんどないとき
1.5MPa(高い側)水撃圧が加わったとき

低い圧力でも止まること、高い圧力でも壊れないこと。両方を確かめます。

詳細は逆流防止性能基準とは?3kPaと1.5MPaはなぜ2つあるのかで扱っています。

同じ54kPaでも見る数値が器具で違う

器具 透明管内の水位の上昇
減圧式逆流防止器3mmを超えないこと
バキュームブレーカ75mmを超えないこと

圧力は同じマイナス54kPaで、判定の数値だけが違います。

負圧破壊性能を求められる逆止弁は、減圧式逆流防止器だけです。

詳細は逆止弁とは?リフト式とスイング式の違いと種類を整理で扱っています。

覚え方

  • 減圧式逆流防止器=3kPa及び1.5MPaの静水圧1分間/マイナス54kPaで水位上昇3mm以下
  • 54は圧力(kPa)、3は水位(mm)。単位で見分ける
  • ★同じマイナス54kPaでも減圧式逆流防止器は3mm、バキュームブレーカは75mm
  • 3kPaは圧力差がないとき、1.5MPaは水撃圧が加わったときを想定

理解度チェック

Q.

減圧式逆流防止器の逆流防止試験の静水圧は。

3kPa及び1.5MPaを1分間加えます。

Q.

負圧破壊に関する試験で加える圧力は。

流入側からマイナス54kPaです。

Q.

そのとき透明管内の水位の上昇は何mmを超えないことか。

3mmです。バキュームブレーカは75mmです。

> 給水装置の構造及び性能のほかの論点は給水装置の構造及び性能のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問22=(3))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 第5条(逆流防止性能基準)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同省令によります。
  • ※ 水道行政は2024年4月に厚生労働省から国土交通省・環境省へ移管されました。平成26年の出題にある「厚生労働大臣」は、現行条文では国土交通大臣です。条文の引用は現行の表記によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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