令和7年度 学科試験2 問53は、労働安全衛生法施行令に規定する作業主任者を選任しなければならない作業に関する問題です。4つの記述の正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはアとエで、どちらも数値を下げている点が違います。
地山の掘削は掘削面の高さ2m以上、足場は高さ5m以上です。問題文はそれぞれ1.5m・2mに下げています。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢3(ア=誤/イ=正/ウ=正/エ=誤)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 地山の掘削は「掘削面の高さが2m以上」です。「1.5m以上」は誤りで、令和6年と令和7年の2年度とも出ています |
| 2 | ○(正しい) | 土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取付け又は取外しの作業は、施行令第6条第10号に定められています |
| 3 | ○(正しい) | 酸素欠乏危険場所における作業は同条第21号に定められています |
| 4 | ×(誤り) | つり足場・張出し足場は正しいものの、構造の足場は「高さ5m以上」です。「2m以上」は誤りです |
数値は条文で決まっています。
| 号 | 作業 |
|---|---|
| 第9号 | 地山の掘削(掘削面の高さが2m以上) |
| 第10号 | 土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取付け・取外し |
| 第15号 | 足場(つり足場・張出し足場又は高さ5m以上の構造)の組立て・解体・変更 |
| 第21号 | 酸素欠乏危険場所における作業 |
「1.5m以上の地山の掘削」は令和6年・令和7年の2年度とも誤り、「2m以上の足場」は令和7年に誤りでした。どちらも本来の数値より小さくしています。
掘削2m・足場5mと覚えます。土止め支保工と酸素欠乏危険場所には数値の条件がなく、作業そのものが対象です。
作業主任者は、都道府県労働局長の免許を受けた者、または都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者のうちから選任します。職務は作業方法及び労働者の配置の決定、器具・工具・保護具の点検、保護具の使用状況の監視です。
詳細は酸素欠乏危険作業とは?作業主任者の選任と換気は18パーセント以上で扱っています。
地山の掘削で作業主任者が必要になるのは掘削面の高さ何m以上か。
2m以上です。「1.5m以上」とした肢は令和6年・令和7年の2年度とも誤りでした。
足場の組立て等で作業主任者が必要になるのはどんな足場か。
つり足場(ゴンドラのつり足場を除く)、張出し足場、または高さ5m以上の構造の足場です。
作業主任者は誰のうちから選任するか。
都道府県労働局長の免許を受けた者、または都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者のうちからです。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月